2008年 11月 08日
「ピアニストを撃て」 |
1960年/フランス
監督/フランソワ・トリュフォー
出演/シャルル・アズナヴール
マリー・デュボワ
今年はヌーヴェルヴァーグを観るぞ!と年の初めには思っていたのですが、全然と言っていいほど観てませんね。う~ん。やっぱり苦手なんですよね。ストーリーがありそうでないというものが。1930~1950年代のハリウッド映画が大好きな私には、こういう曖昧さがダメなんですよね。特にトリュフォーが苦手。っていうか、トリュフォー映画に出てくる男達の情けなさが。ちなみにゴダールは「勝手にしやがれ」は好きだけれど、あれはベルモンドの魅力でしょう。ゴダールの後期作品は私には理解不能(爆)。フェリーニは「道」が大好き。「ジンジャーとフレッド」も好き。でも「甘い生活」や「8 1/2」は難解そうで手が出ず・・・・。
で、このトリュフォーの「ピアニストを撃て」。シャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが主人公を演じていて、彼がピアノを弾くシーンはさすがに雰囲気がよく出てる。あと、主人公の悲劇的な過去のシーンなど、そのあたりは観ていて切なくなった。
でも・・・それ以外のシーンは別にどうってことないような気も・・・(ファンに怒られそうだ)。私はやっぱりストーリーが自分の心に響かないとダメなんですよね。もともと映画の主人公に感情移入して観るタイプなので、主人公がダメだと全く受け付けなくなってしまう。きっと私にトリュフォーって合わないんでしょうね・・・。
余談ですが、主人公の隣りの部屋の女性が「今日ジョン・ウェインの”アラスカ魂”を見たわ。ジョン・ウェインは正義の味方だったわ」と言うシーンが出てきてちょっとおかしかった。ヌーヴェルバーグでも、西部劇の雄は存在感を発揮するのですね(笑)。それにしても「アラスカ魂」っていうのがなんとも通だ。
(DVD)
監督/フランソワ・トリュフォー
出演/シャルル・アズナヴール
マリー・デュボワ
今年はヌーヴェルヴァーグを観るぞ!と年の初めには思っていたのですが、全然と言っていいほど観てませんね。う~ん。やっぱり苦手なんですよね。ストーリーがありそうでないというものが。1930~1950年代のハリウッド映画が大好きな私には、こういう曖昧さがダメなんですよね。特にトリュフォーが苦手。っていうか、トリュフォー映画に出てくる男達の情けなさが。ちなみにゴダールは「勝手にしやがれ」は好きだけれど、あれはベルモンドの魅力でしょう。ゴダールの後期作品は私には理解不能(爆)。フェリーニは「道」が大好き。「ジンジャーとフレッド」も好き。でも「甘い生活」や「8 1/2」は難解そうで手が出ず・・・・。
で、このトリュフォーの「ピアニストを撃て」。シャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが主人公を演じていて、彼がピアノを弾くシーンはさすがに雰囲気がよく出てる。あと、主人公の悲劇的な過去のシーンなど、そのあたりは観ていて切なくなった。
でも・・・それ以外のシーンは別にどうってことないような気も・・・(ファンに怒られそうだ)。私はやっぱりストーリーが自分の心に響かないとダメなんですよね。もともと映画の主人公に感情移入して観るタイプなので、主人公がダメだと全く受け付けなくなってしまう。きっと私にトリュフォーって合わないんでしょうね・・・。
余談ですが、主人公の隣りの部屋の女性が「今日ジョン・ウェインの”アラスカ魂”を見たわ。ジョン・ウェインは正義の味方だったわ」と言うシーンが出てきてちょっとおかしかった。ヌーヴェルバーグでも、西部劇の雄は存在感を発揮するのですね(笑)。それにしても「アラスカ魂」っていうのがなんとも通だ。
(DVD)
by mayumi-68
| 2008-11-08 14:30
| ハ行