2008年 12月 27日
「歓喜の歌」 |
2007年/日本
監督/松岡 錠司
出演/小林 薫
安田 成美
伊藤 淳史
由紀 さおり
公開当時観そびれてしまった映画。年末にピッタリの作品ですね。原作は立川志の輔の落語なんですね!ちなみに本人も出演しています。
文化会館で働く飯塚主任(小林薫)は、似た名前の二つのコーラスグループを聞き間違え、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。双方に掛け合うものの、どちらも一歩も譲らず、飯塚は途方に暮れる・・・というストーリー。
小林薫演じる飯塚が、そりゃもうヒドイ男でね。無責任、無気力・・・もうダメダメなんである。そんな彼がようやく「人のため」に奮起する姿は、それまでダメすぎたせいか、かえって痛快でさえある。そして、コーラスグループの面々の歌うことへの情熱には元気をもらった感じ。この双方のコーラスグループに、悪い人は一人もいない。片や優雅な奥様達だけれど、ボランティア活動もしていて、彼女達の歌に救われた人もいる。片や、忙しい合間を縫って、合唱の練習をし、歌うことが人生の糧となっている女性達。様々な環境の人達がラスト、一つになって歓喜の歌を歌うところはやはり観ていて感動する。
たった二日間の出来事だけれど、濃い人間模様。観終わった後は、優しい気持ちになりますね。歌うのもいいなぁ~って思えます。
(DVD)
監督/松岡 錠司
出演/小林 薫
安田 成美
伊藤 淳史
由紀 さおり
公開当時観そびれてしまった映画。年末にピッタリの作品ですね。原作は立川志の輔の落語なんですね!ちなみに本人も出演しています。
文化会館で働く飯塚主任(小林薫)は、似た名前の二つのコーラスグループを聞き間違え、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。双方に掛け合うものの、どちらも一歩も譲らず、飯塚は途方に暮れる・・・というストーリー。
小林薫演じる飯塚が、そりゃもうヒドイ男でね。無責任、無気力・・・もうダメダメなんである。そんな彼がようやく「人のため」に奮起する姿は、それまでダメすぎたせいか、かえって痛快でさえある。そして、コーラスグループの面々の歌うことへの情熱には元気をもらった感じ。この双方のコーラスグループに、悪い人は一人もいない。片や優雅な奥様達だけれど、ボランティア活動もしていて、彼女達の歌に救われた人もいる。片や、忙しい合間を縫って、合唱の練習をし、歌うことが人生の糧となっている女性達。様々な環境の人達がラスト、一つになって歓喜の歌を歌うところはやはり観ていて感動する。
たった二日間の出来事だけれど、濃い人間模様。観終わった後は、優しい気持ちになりますね。歌うのもいいなぁ~って思えます。
(DVD)
by mayumi-68
| 2008-12-27 16:30
| カ行