2009年 04月 05日
「街の野獣」 |
1950年/イギリス
監督/ジュールス・ダッシン
出演/リチャード・ウィドマーク
ジーン・ティアニー
リチャード・ウィドマークが主演の作品って、どうもアンハッピーなものが多いような気がするんですけど・・・それって彼のキャラクターも影響してるのかなあ。これもかなりのバッドエンドで観終わってブルーになりました(涙)。
ハリー・ファビアン(リチャード・ウィドマーク)は客引きの商売をしているが、一攫千金を夢見ている。そんな彼はかつての名レスラー、グラゴリウスに近づき、ロンドンでの興行権を手に入れる。しかし、グレゴリウスの死により、彼の運命の歯車が狂い出す・・・というストーリー。
このハリーという男、根っからの悪党というわけではない。少々詐欺師っぽいけれど、その場その場を言い逃れて生きているにすぎない。こういう口先だけの役、リチャード・ウィドマークは本当にうまい。この人がオスカーを獲ったことないなんて、おかしいよなあ。アカデミー会員は一体どこを見てるのさ!と思ってしまう。
ハリーの恋人メリー役にジーン・ティアニー。彼女の役はもうちょっと出番多くしてほしかったなあ。どっちかっていうと、ハリーを誘惑(?)して、クラブの営業許可証を手に入れようとするヘレン(グーギー・ウィザース)の方が印象的でしたね。
ラスト、ハリーの首には1000ポンドが懸けられ、仲間にも裏切られたハリーはロンドンの街を逃げ回るのだけれど・・・正直、ハリーがそこまで酷いことをしただろうか、と思ってしまった。確かに口八丁手八丁の男だけれど、殺されるほど悪いことをしたかしら?と・・・。まあ、そこが”裏の世界”なんでしょうけどね。
(DVD)
監督/ジュールス・ダッシン
出演/リチャード・ウィドマーク
ジーン・ティアニー
リチャード・ウィドマークが主演の作品って、どうもアンハッピーなものが多いような気がするんですけど・・・それって彼のキャラクターも影響してるのかなあ。これもかなりのバッドエンドで観終わってブルーになりました(涙)。
ハリー・ファビアン(リチャード・ウィドマーク)は客引きの商売をしているが、一攫千金を夢見ている。そんな彼はかつての名レスラー、グラゴリウスに近づき、ロンドンでの興行権を手に入れる。しかし、グレゴリウスの死により、彼の運命の歯車が狂い出す・・・というストーリー。
このハリーという男、根っからの悪党というわけではない。少々詐欺師っぽいけれど、その場その場を言い逃れて生きているにすぎない。こういう口先だけの役、リチャード・ウィドマークは本当にうまい。この人がオスカーを獲ったことないなんて、おかしいよなあ。アカデミー会員は一体どこを見てるのさ!と思ってしまう。
ハリーの恋人メリー役にジーン・ティアニー。彼女の役はもうちょっと出番多くしてほしかったなあ。どっちかっていうと、ハリーを誘惑(?)して、クラブの営業許可証を手に入れようとするヘレン(グーギー・ウィザース)の方が印象的でしたね。
ラスト、ハリーの首には1000ポンドが懸けられ、仲間にも裏切られたハリーはロンドンの街を逃げ回るのだけれど・・・正直、ハリーがそこまで酷いことをしただろうか、と思ってしまった。確かに口八丁手八丁の男だけれど、殺されるほど悪いことをしたかしら?と・・・。まあ、そこが”裏の世界”なんでしょうけどね。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-04-05 19:00
| マ行