2009年 05月 02日
「白昼の決闘」 |
1946年/アメリカ
監督/キング・ヴィダー
出演/ジェニファー・ジョーンズ
グレゴリー・ペック
ジョセフ・コットン
ジョセフ・コットンとグレゴリー・ペックが共演してるので観たのですが、ジェニファー・ジョーンズが出ていて「げ」と思いました。どうしても彼女の演技は好きになれない。大袈裟で暑苦しい。で、予想通り製作はセルズニック。やっぱりねえ・・・。ちなみにジョセフ・コットンとジェニファー・ジョーンズって「ジェニーの肖像」「ラブ・レター」そしてこの「白昼の決闘」と、3回共演してるのね。
監督はキング・ヴィダー。「摩天楼」の監督ですが、あまり好きではないですね。相性が悪いんだろうけど。
1880年のテキサス。インディアンの混血、パール・シャベース(ジェニファー・ジョーンズ)は父を亡くし、父の昔の恋人であったローラ(リリアン・ギッシュ)を頼っていく。その家は広大な牧場を持つ資産家であり、ローラの夫で当主のマカレンス(ライオネル・バリモア)は頑固な老人。二人の息子のうち長男のジェシー(ジョセフ・コットン)は法律家で優しい紳士だが、弟のルート(グレゴリー・ペック)は粗野で荒れくれ者だった。パールは優しいジェシーを慕いながらも、魅力的なルートに惹かれていく・・・というストーリー。
グレゴリー・ペックがこんな悪役、珍しいなあと思うのですが、確かに魅力的なんですよね。女ってちょっと悪い男に惹かれたりするじゃないですか。パールの気持ちもわからないでもない。がっ!私は断然お兄ちゃんのジェシーがいい!安定した穏やかな生活を望むなら絶対こっち!ええ、私は保守的ですから(笑)。でも、激情型のパールにジェシーは似合わないよねえ。ジェシーの婚約者の女性は底抜けに良い人で、彼とお似合いでした。
それにしても、パールの心理が今ひとつ理解できないんだよね。あそこまでされて、どうしてルートがまだ好きなんだろう・・・と。愛憎表裏一体とはいうけれど、こんなに揺れ動いて定まらないっていうのもねえ・・・。観ててイライラする。
ちなみにラストの決闘。「白昼の決闘」ってジェシーとルートかと思ってたら、パールとルートの決闘でビックリ。そしてパール・・・いつの間にそんなに銃の腕が上達したんだ。普通、あの距離は無理だ・・・。あり得ない怒涛の展開でした(笑)。
(DVD)
監督/キング・ヴィダー
出演/ジェニファー・ジョーンズ
グレゴリー・ペック
ジョセフ・コットン
ジョセフ・コットンとグレゴリー・ペックが共演してるので観たのですが、ジェニファー・ジョーンズが出ていて「げ」と思いました。どうしても彼女の演技は好きになれない。大袈裟で暑苦しい。で、予想通り製作はセルズニック。やっぱりねえ・・・。ちなみにジョセフ・コットンとジェニファー・ジョーンズって「ジェニーの肖像」「ラブ・レター」そしてこの「白昼の決闘」と、3回共演してるのね。
監督はキング・ヴィダー。「摩天楼」の監督ですが、あまり好きではないですね。相性が悪いんだろうけど。
1880年のテキサス。インディアンの混血、パール・シャベース(ジェニファー・ジョーンズ)は父を亡くし、父の昔の恋人であったローラ(リリアン・ギッシュ)を頼っていく。その家は広大な牧場を持つ資産家であり、ローラの夫で当主のマカレンス(ライオネル・バリモア)は頑固な老人。二人の息子のうち長男のジェシー(ジョセフ・コットン)は法律家で優しい紳士だが、弟のルート(グレゴリー・ペック)は粗野で荒れくれ者だった。パールは優しいジェシーを慕いながらも、魅力的なルートに惹かれていく・・・というストーリー。
グレゴリー・ペックがこんな悪役、珍しいなあと思うのですが、確かに魅力的なんですよね。女ってちょっと悪い男に惹かれたりするじゃないですか。パールの気持ちもわからないでもない。がっ!私は断然お兄ちゃんのジェシーがいい!安定した穏やかな生活を望むなら絶対こっち!ええ、私は保守的ですから(笑)。でも、激情型のパールにジェシーは似合わないよねえ。ジェシーの婚約者の女性は底抜けに良い人で、彼とお似合いでした。
それにしても、パールの心理が今ひとつ理解できないんだよね。あそこまでされて、どうしてルートがまだ好きなんだろう・・・と。愛憎表裏一体とはいうけれど、こんなに揺れ動いて定まらないっていうのもねえ・・・。観ててイライラする。
ちなみにラストの決闘。「白昼の決闘」ってジェシーとルートかと思ってたら、パールとルートの決闘でビックリ。そしてパール・・・いつの間にそんなに銃の腕が上達したんだ。普通、あの距離は無理だ・・・。あり得ない怒涛の展開でした(笑)。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-05-02 13:30
| ハ行