2009年 05月 16日
「黒い罠」 |
1958年/アメリカ
監督/オーソン・ウェルズ
出演/チャールトン・ヘストン
オーソン・ウェルズ
ジャネット・リー
マレーネ・ディートリッヒ
オーソン・ウェルズ監督のフィルムノワール。主演はチャールトン・ヘストン。いろいろと編集段階でトラブルのあった作品らしく、私が観たDVDは公開時のものではなく、ウェルズが遺したメモに忠実に再構成された修復版です。
アメリカとメキシコの国境地帯の町。新婚旅行の途中でそこを訪れたメキシコ人麻薬捜査官バーガス(チャールトン・ヘストン)と妻のスーザン(ジャネット・リー)は、地元の有力者リネカーが運転する車が爆発するのを目撃する。調査を開始するバーガスだが、地元警察のクインラン(オーソン・ウェルズ)はバーガスを目の敵にする・・・というストーリー。
チャールトン・ヘストンはメキシコ人の役なので、肌の色を浅黒くし、口ひげを生やしてますが・・・う~んイマイチ、メキシコ人に見えない・・・背がスラリと高いからかなあ。一方、オーソン・ウェルズの巨体には唖然としたけれど、実は巨漢の老刑事を演じるために、体中に詰め物をしていたそうです。あと、マレーネ・ディートリッヒも酒場の女主人役で出てました。出演シーンは少ないけれど、やはり存在感があり、印象に残りますね。
この作品、冒頭の3分20秒の長回しシーンが有名で、確かにこれは一見の価値アリ。男が車に爆弾を仕掛け、車が爆発するまでなのですが、実に巧妙な撮影で感心してしまいます。
公開当時は興行収入も振るわず失敗作と言われましたが、後になってから高評価を得て、今ではカルト的人気になっている作品ですね。
(DVD)
監督/オーソン・ウェルズ
出演/チャールトン・ヘストン
オーソン・ウェルズ
ジャネット・リー
マレーネ・ディートリッヒ
オーソン・ウェルズ監督のフィルムノワール。主演はチャールトン・ヘストン。いろいろと編集段階でトラブルのあった作品らしく、私が観たDVDは公開時のものではなく、ウェルズが遺したメモに忠実に再構成された修復版です。
アメリカとメキシコの国境地帯の町。新婚旅行の途中でそこを訪れたメキシコ人麻薬捜査官バーガス(チャールトン・ヘストン)と妻のスーザン(ジャネット・リー)は、地元の有力者リネカーが運転する車が爆発するのを目撃する。調査を開始するバーガスだが、地元警察のクインラン(オーソン・ウェルズ)はバーガスを目の敵にする・・・というストーリー。
チャールトン・ヘストンはメキシコ人の役なので、肌の色を浅黒くし、口ひげを生やしてますが・・・う~んイマイチ、メキシコ人に見えない・・・背がスラリと高いからかなあ。一方、オーソン・ウェルズの巨体には唖然としたけれど、実は巨漢の老刑事を演じるために、体中に詰め物をしていたそうです。あと、マレーネ・ディートリッヒも酒場の女主人役で出てました。出演シーンは少ないけれど、やはり存在感があり、印象に残りますね。
この作品、冒頭の3分20秒の長回しシーンが有名で、確かにこれは一見の価値アリ。男が車に爆弾を仕掛け、車が爆発するまでなのですが、実に巧妙な撮影で感心してしまいます。
公開当時は興行収入も振るわず失敗作と言われましたが、後になってから高評価を得て、今ではカルト的人気になっている作品ですね。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-05-16 13:30
| カ行