2009年 09月 06日
「北国の帝王」 |
1973年/アメリカ
監督/ロバート・アルドリッチ
出演/リー・マーヴィン
アーネスト・ボーグナイン
キース・キャラダイン
1933年、アメリカ大不況のさなか、列車に無賃乗車しながら移動する浮浪者を”ホーボー”と呼んでいた。しかし、そんな彼らが避けていたのが鬼車掌シャック(アーネスト・ボーグナイン)がいる19号列車。そんな19号にAナンバーワン(リー・マーヴィン)は乗り込むと宣言。二人の壮絶な闘いが始まる・・・というストーリー。
まあ要するに、無賃乗車する人間とそれを許さない車掌のガチンコバトルなんですが、これがハンパないんですよね。ラストなんて斧VS角材の闘いですから(怖)。しかも演じるのが超ド級のお二人。現代のイケメン好きの女性達にはオススメできない作品です(笑)。
で、そういう好みから少々ズレている私としては、この作品、結構面白かったです!リー・マーヴィン目当てで観たのですが、断然気に入ったのはアーネスト・ボーグナイン演じる鬼車掌!ホーボーを見つけると嬉しそうに金槌を取り出しブン殴る!というサディスティックさ。自分の仕事に忠実ってだけじゃないよな~と思ってしまう残酷さなんですが、ボーグナインが演じるとなんだか味があって憎めない。ちょっとジャック・ニコルソンに通じるものがあるよな~って思うのです。
リー・マーヴィン演じるAナンバーワンも男の中の男で、敵であるはずのシャックが電車から落ちかけると、「まだ闘うんだ!」と助けたりしていて、なんだか微笑ましい。
そんな二人に絡むのがキース・キャラダイン演じる若きホーボーのシガレット。まだまだ小僧で生意気・・・と思っていたら、ラスト、Aナンバーワンに川へ突き落とされてます。ま、当然の結果だな。
監督は男の世界を描かせたら右に出る者はいない!と言いたいロバート・アルドリッチ。実に骨太な作品でした。
(DVD)
監督/ロバート・アルドリッチ
出演/リー・マーヴィン
アーネスト・ボーグナイン
キース・キャラダイン
1933年、アメリカ大不況のさなか、列車に無賃乗車しながら移動する浮浪者を”ホーボー”と呼んでいた。しかし、そんな彼らが避けていたのが鬼車掌シャック(アーネスト・ボーグナイン)がいる19号列車。そんな19号にAナンバーワン(リー・マーヴィン)は乗り込むと宣言。二人の壮絶な闘いが始まる・・・というストーリー。
まあ要するに、無賃乗車する人間とそれを許さない車掌のガチンコバトルなんですが、これがハンパないんですよね。ラストなんて斧VS角材の闘いですから(怖)。しかも演じるのが超ド級のお二人。現代のイケメン好きの女性達にはオススメできない作品です(笑)。
で、そういう好みから少々ズレている私としては、この作品、結構面白かったです!リー・マーヴィン目当てで観たのですが、断然気に入ったのはアーネスト・ボーグナイン演じる鬼車掌!ホーボーを見つけると嬉しそうに金槌を取り出しブン殴る!というサディスティックさ。自分の仕事に忠実ってだけじゃないよな~と思ってしまう残酷さなんですが、ボーグナインが演じるとなんだか味があって憎めない。ちょっとジャック・ニコルソンに通じるものがあるよな~って思うのです。
リー・マーヴィン演じるAナンバーワンも男の中の男で、敵であるはずのシャックが電車から落ちかけると、「まだ闘うんだ!」と助けたりしていて、なんだか微笑ましい。
そんな二人に絡むのがキース・キャラダイン演じる若きホーボーのシガレット。まだまだ小僧で生意気・・・と思っていたら、ラスト、Aナンバーワンに川へ突き落とされてます。ま、当然の結果だな。
監督は男の世界を描かせたら右に出る者はいない!と言いたいロバート・アルドリッチ。実に骨太な作品でした。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-09-06 13:30
| カ行