2010年 01月 11日
「トラ・トラ・トラ!」 |
1970年/アメリカ、日本
監督/リチャード・フライシャー、舛田 利雄、深作 欣ニ
出演/マーティン・バルサム
山村 聡
日米合作映画。1941年12月8日の真珠湾攻撃を描いた作品。監督はリチャード・フライシャー、舛田利雄、深作欣ニ。本当は黒澤明が担当していたんだけれど、降板してしまったそうで・・・黒澤版が観てみたかったなあ。
真珠湾攻撃というと、あの世紀の駄作「パールハーバー」を思い出しますが、この「トラ・トラ・トラ!」は日本もアメリカも公平に描いています。1970年でこれだけのことができたのに、どうしてマイケル・ベイはあんなバカっぽい映画を作ったんでしょうね。「トランスフォーマー」は面白いけど、基本的にマイケル・ベイって底が浅いというか・・・センスない人ね。
オープニングのキャスト名を観ていたら、ジョセフ・コットンの名前を見つけて嬉しくなりました。出てたんだ~。そして年を取ってもスマートで素敵でした。日本側キャストは山本五十六を山村聡が演じ、それ以外でも三橋達也、東野英治朗、田村高広などが出演してました。
でも、一つ困ったことが。それは、日本側のセリフが聴き取りにくいこと!日本人なのに日本語が聴き取りづらいとは(涙)。字幕が欲しいぐらいだった・・・。
それにしてもどうして日本側の宣戦布告が遅れて伝わっちゃったのかしら、と調べたところ、日本の外務事務官のタイピングが遅かったから・・・という説があってなんと間抜けな、と思ってしまった。そういえば映画でもぎこちない手つきでタイプしてる姿があったなあ・・・。重要なことなんだから、悠長に打ってないで、さっさと伝えろよ!と思ってしまうけど。あと、アメリカ側も日本が攻撃してくると予測していたのになんなの、あの緊張感のなさは。「日曜日だから人いない」って・・・えーっ。なんだそりゃ、と呆れてしまった。
この作品、真珠湾攻撃で終わるので、日本人感情としてはそれほど後味悪くないというか・・・。もちろん、戦争は良くありませんが。アメリカがやられっぱなしで終わる作品も珍しいと思いましたね。
ちなみに「トラ・トラ・トラ!」は日本の暗号で「我、奇襲に成功せり」ですね。
(地上波)
監督/リチャード・フライシャー、舛田 利雄、深作 欣ニ
出演/マーティン・バルサム
山村 聡
日米合作映画。1941年12月8日の真珠湾攻撃を描いた作品。監督はリチャード・フライシャー、舛田利雄、深作欣ニ。本当は黒澤明が担当していたんだけれど、降板してしまったそうで・・・黒澤版が観てみたかったなあ。
真珠湾攻撃というと、あの世紀の駄作「パールハーバー」を思い出しますが、この「トラ・トラ・トラ!」は日本もアメリカも公平に描いています。1970年でこれだけのことができたのに、どうしてマイケル・ベイはあんなバカっぽい映画を作ったんでしょうね。「トランスフォーマー」は面白いけど、基本的にマイケル・ベイって底が浅いというか・・・センスない人ね。
オープニングのキャスト名を観ていたら、ジョセフ・コットンの名前を見つけて嬉しくなりました。出てたんだ~。そして年を取ってもスマートで素敵でした。日本側キャストは山本五十六を山村聡が演じ、それ以外でも三橋達也、東野英治朗、田村高広などが出演してました。
でも、一つ困ったことが。それは、日本側のセリフが聴き取りにくいこと!日本人なのに日本語が聴き取りづらいとは(涙)。字幕が欲しいぐらいだった・・・。
それにしてもどうして日本側の宣戦布告が遅れて伝わっちゃったのかしら、と調べたところ、日本の外務事務官のタイピングが遅かったから・・・という説があってなんと間抜けな、と思ってしまった。そういえば映画でもぎこちない手つきでタイプしてる姿があったなあ・・・。重要なことなんだから、悠長に打ってないで、さっさと伝えろよ!と思ってしまうけど。あと、アメリカ側も日本が攻撃してくると予測していたのになんなの、あの緊張感のなさは。「日曜日だから人いない」って・・・えーっ。なんだそりゃ、と呆れてしまった。
この作品、真珠湾攻撃で終わるので、日本人感情としてはそれほど後味悪くないというか・・・。もちろん、戦争は良くありませんが。アメリカがやられっぱなしで終わる作品も珍しいと思いましたね。
ちなみに「トラ・トラ・トラ!」は日本の暗号で「我、奇襲に成功せり」ですね。
(地上波)
by mayumi-68
| 2010-01-11 18:30
| タ行