2005年 04月 11日
「ベルリン、僕らの革命」 |
2004年/ドイツ・オーストリア
監督/ハンス・ワインガルトナー
出演/ダニエル・ブリュール
ジュリア・ジェンチ
スタイプ・エルツェッグ
「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール主演の作品。
正義感の強いヤンと、15年来の親友ピーターは、現代社会への批判と抗議の意味で、金持ちの留守宅を荒らして恐怖を味わわせる「エデュケーターズ」として活動していた。しかし、ピーターの旅行中、彼の恋人ユールとヤンが失敗し、誘拐事件を起こしてしまう・・・というお話。
理想と現実のギャップは、大人になるにつれ、誰もが経験するもの。彼らの考えもわかるけれど、それで社会を変えられるのか?とも思う。もちろん、それは彼ら自身わかっている。でも、何かやらずにはいられない。やり場のない怒り、閉塞感、孤独感。そんな若者達の姿を鮮烈に描いている。
ダニエル・ブリュール演じるヤンは、弱者に対する思いやりがあるイイ奴なのだが、ヤンの親友・ピーターはもっとイイ奴だった。三角関係に傷ついても、彼は三人の”絆”を大切にした。カッコイイと思った。
そして、ラストの鮮やかなどんでん返し。彼らの方が一枚上手だったというわけだ。面白かったです。
(試写会 TOKYO FMホール)
監督/ハンス・ワインガルトナー
出演/ダニエル・ブリュール
ジュリア・ジェンチ
スタイプ・エルツェッグ
「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール主演の作品。
正義感の強いヤンと、15年来の親友ピーターは、現代社会への批判と抗議の意味で、金持ちの留守宅を荒らして恐怖を味わわせる「エデュケーターズ」として活動していた。しかし、ピーターの旅行中、彼の恋人ユールとヤンが失敗し、誘拐事件を起こしてしまう・・・というお話。
理想と現実のギャップは、大人になるにつれ、誰もが経験するもの。彼らの考えもわかるけれど、それで社会を変えられるのか?とも思う。もちろん、それは彼ら自身わかっている。でも、何かやらずにはいられない。やり場のない怒り、閉塞感、孤独感。そんな若者達の姿を鮮烈に描いている。
ダニエル・ブリュール演じるヤンは、弱者に対する思いやりがあるイイ奴なのだが、ヤンの親友・ピーターはもっとイイ奴だった。三角関係に傷ついても、彼は三人の”絆”を大切にした。カッコイイと思った。
そして、ラストの鮮やかなどんでん返し。彼らの方が一枚上手だったというわけだ。面白かったです。
(試写会 TOKYO FMホール)
by mayumi-68
| 2005-04-11 19:00
| ハ行