2011年 01月 06日
「クレアモントホテル」 |
2005年/イギリス、アメリカ
監督/ダン・アイアランド
出演/ジョーン・プロウライト
ルパート・フレンド
これはほのぼのとしたいい作品でした。岩波ホールのチョイスらしい良作ですね。
数十年前に夫に先立たれ、長女から自立するためにロンドンの長期滞在型ホテル・クレアモントにやってきたサラ。家族が誰も逢いに来ず、寂しい思いをしていた彼女は、ある日ルードという美しく親切な青年と知り合う。彼女はルードに孫のデズモンドのフリをしてほしいと頼み、ルードはそれを引き受ける・・・というストーリー。
(ちょっとネタバレあります)
サラとルードの出逢いは、転んだサラをルードが助けるところから始まる。このルードが王子様的キャラで、こんな彼に助けてもらえるなら私も転ぶわ!と思ってしまうほど(笑)。ルードを演じたルパート・フレンドが本当に素敵。今まで彼が演じてきた中で一番素敵なんじゃないかな。特に好きなシーンは、ルードがサラと亡くなった夫・アーサーの思い出の曲を弾き語りで歌うシーン。うっとりするほどロマンチックでした。それこそ、年の差あるけれど、惚れてしまうわ!というぐらいに。
サラとルードの関係は、友人であり、祖母と孫のようであり、恋人のようでもある。ルードの元彼女がそんな二人を見て「”ハロルドとモード”の世界に行ったのかと思ったわ」と言うんだけれど(この作品を観てない人にはわからないよねえ・・・)、ハロルドとモードより大人で、深い絆で結ばれているように思えた。現に、本当の孫デズモンドをサラは追い返しちゃうし(酷い・・・笑)。
ラスト、意識朦朧となったサラが、ルードを亡夫・アーサーと間違えても、アーサーとして答えるルードの優しさに切なくなってしまいました。
素敵な、一種のおとぎ話のような作品。おススメです。
(岩波ホール)
監督/ダン・アイアランド
出演/ジョーン・プロウライト
ルパート・フレンド
これはほのぼのとしたいい作品でした。岩波ホールのチョイスらしい良作ですね。
数十年前に夫に先立たれ、長女から自立するためにロンドンの長期滞在型ホテル・クレアモントにやってきたサラ。家族が誰も逢いに来ず、寂しい思いをしていた彼女は、ある日ルードという美しく親切な青年と知り合う。彼女はルードに孫のデズモンドのフリをしてほしいと頼み、ルードはそれを引き受ける・・・というストーリー。
(ちょっとネタバレあります)
サラとルードの出逢いは、転んだサラをルードが助けるところから始まる。このルードが王子様的キャラで、こんな彼に助けてもらえるなら私も転ぶわ!と思ってしまうほど(笑)。ルードを演じたルパート・フレンドが本当に素敵。今まで彼が演じてきた中で一番素敵なんじゃないかな。特に好きなシーンは、ルードがサラと亡くなった夫・アーサーの思い出の曲を弾き語りで歌うシーン。うっとりするほどロマンチックでした。それこそ、年の差あるけれど、惚れてしまうわ!というぐらいに。
サラとルードの関係は、友人であり、祖母と孫のようであり、恋人のようでもある。ルードの元彼女がそんな二人を見て「”ハロルドとモード”の世界に行ったのかと思ったわ」と言うんだけれど(この作品を観てない人にはわからないよねえ・・・)、ハロルドとモードより大人で、深い絆で結ばれているように思えた。現に、本当の孫デズモンドをサラは追い返しちゃうし(酷い・・・笑)。
ラスト、意識朦朧となったサラが、ルードを亡夫・アーサーと間違えても、アーサーとして答えるルードの優しさに切なくなってしまいました。
素敵な、一種のおとぎ話のような作品。おススメです。
(岩波ホール)
by mayumi-68
| 2011-01-06 18:30
| カ行