1967年/イタリア、ドイツ
監督/トニーノ・ヴァレリ
出演/ジュリアーノ・ジェンマ
リー・ヴァン・クリーフ
当時女性に大人気だったというジュリアーノ・ジェンマが主役のマカロニ・ウエスタン。私は彼の作品を観るのは初めてだけれど・・・何でそんなに人気あったのかわからないなあ。甘い顔立ちなのはわかるけれど、そんなにカッコイイと思わないし、俳優として決定的なものが欠けている気がするんだよなあ・・・それは演技力。どんなシーンでも口を半開きにした間抜けヅラでどうにかならんのかと思った(ファンの人ゴメンなさい・・・)。じゃあ何でこの作品を観たかというと、共演のリー・ヴァン・クリーフ目当てです。渋くて素敵~。
娼婦の息子ということから町の人々に蔑まれて生きてきた若者スコット(ジュリアーノ・ジェンマ)。ある日町にやって来た凄腕ガンマンのタルビー(リー・ヴァン・クリーフ)に弟子入りしたことにより、スコットのガンマンとしての才能が開花する・・・という洲オーリー。
・・・マカロニウエスタンを観てはいつも思うんだけれど、やっぱり西部劇とは違うな、と。特にこの作品は・・・人物の描き方に一貫性がないなあ。銃を手にした途端、強気になるスコットもイヤだし、それまでクールだったタルビーが俗物っぽく趣味の悪い酒場を開くのもイヤ。店の前にぶら下がった大きな銃のオブジェ・・・趣味悪すぎでしょ!
あとは何と言ってもスコットとタルビーの決闘シーン。タルビーがあんなドンくさいスコットに負けるワケないでしょ!と思うのに、アイドル・ジェンマ映画のため、タルビーが負ける結果に・・・。ジェンマ、無駄な動き多いよ!スタントなしは認めるが、やらんでもいい一回転は必要ナシ!そんなことやってる間に撃たれるゾ、と(←いちいちうるさいな、私も)。まあ、マカロニはより派手に、より残酷に、がウリなんだけどね~。
前半まではリー・ヴァン・クリーフのカッコ良さを堪能えきるのですが、悪役一直線の後半は私的にはイマイチでしたね・・・(ジェンマファンは逆の見方でしょうが。笑)。
(NHKハイビジョン)