2005年 05月 06日
「コーラス」 |
2004年/フランス
監督/クリストフ・バラティエ
出演/ジャック・ペラン
ジェラール・ジュニョ
ジャン=バティスト・モニエ
フランスでは8人に1人が観たという大ヒット作。
恵まれない子供たちが集まった寄宿学校。そこに赴任してきたマチュー。彼は、合唱団を結成し、子供たちと深い絆で結ばれていく・・・というお話。
主人公の少年を演じたジャン=バティスト・モニエの歌声が素晴らしいです。監督は、フランス中の合唱団を探し、300人の候補者にあたり、ようやく彼に巡り会えたんだとか。でも、その甲斐あってか、モニエは歌もうまいし、どこか翳のある愁いを帯びた表情も印象的で、作品の中で存在感を発揮している。
この作品の中で、教師マチューは、子供たちを押さえつけるのではなく、個々の才能を伸ばそうとする。多感な年頃の時に、こういう先生に出会えるのはとても幸せなこと。
そしてなにより、音楽って素晴らしい!と思った。合唱は、個人だけでは成り立たない。周囲の人たちとの調和が重要。そしてお互いを高めあう。マチューが子供たちに合唱を教えたのは、最高に素晴らしい「教育」だったと思う。
マチューに見出されたピエールは、有名な指揮者になる。1人の教師との出会いが、彼の人生を大きく変えたのだ。子供たちの可能性を信じ、導く・・・。真の教師とは、そういうものじゃないだろうか、と深く考えました。
(シネリーブル池袋)
監督/クリストフ・バラティエ
出演/ジャック・ペラン
ジェラール・ジュニョ
ジャン=バティスト・モニエ
フランスでは8人に1人が観たという大ヒット作。
恵まれない子供たちが集まった寄宿学校。そこに赴任してきたマチュー。彼は、合唱団を結成し、子供たちと深い絆で結ばれていく・・・というお話。
主人公の少年を演じたジャン=バティスト・モニエの歌声が素晴らしいです。監督は、フランス中の合唱団を探し、300人の候補者にあたり、ようやく彼に巡り会えたんだとか。でも、その甲斐あってか、モニエは歌もうまいし、どこか翳のある愁いを帯びた表情も印象的で、作品の中で存在感を発揮している。
この作品の中で、教師マチューは、子供たちを押さえつけるのではなく、個々の才能を伸ばそうとする。多感な年頃の時に、こういう先生に出会えるのはとても幸せなこと。
そしてなにより、音楽って素晴らしい!と思った。合唱は、個人だけでは成り立たない。周囲の人たちとの調和が重要。そしてお互いを高めあう。マチューが子供たちに合唱を教えたのは、最高に素晴らしい「教育」だったと思う。
マチューに見出されたピエールは、有名な指揮者になる。1人の教師との出会いが、彼の人生を大きく変えたのだ。子供たちの可能性を信じ、導く・・・。真の教師とは、そういうものじゃないだろうか、と深く考えました。
(シネリーブル池袋)
by mayumi-68
| 2005-05-06 18:30
| カ行