2011年 11月 17日
「コンテイジョン」 |
2011年/アメリカ
監督/スティーヴン・ソダーバーグ
出演/マリオン・コティヤール
マット・デイモン
すごい豪華キャスト。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレット・・・皆主役級じゃん!監督はスティーヴン・ソダーバーグ。これだけのキャストが集まるのも納得ですね。
香港で発生した未知のウィルスが世界中に広まり、感染者・死者が増えていくストーリー。
映画は2日目から始まる。香港で感染した女性がアメリカへ帰り、発症する。彼女は死亡し、彼女の息子も死亡する。亡くなる時のグウィネスの演技は見事。そして同じ頃、香港、東京、ロンドンでも死者が出る。見ていて思ったのは東京って人口多いんだなということ。ロンドンやアメリカの都市よりも桁が1つ多い3000万人以上。それより多いのは広東省ぐらいだった。でも東京の描かれ方が・・・いくら日本人でも人が目の前で倒れているのに、携帯で撮影して動画サイトにアップするような鬼畜はいないでしょ。酷いな。ソダーバーグ。
観ていて思い出したのは新型インフルエンザが流行った時の世界的なパニック。あれに発想を得てるんだろうなあと思う。発生源・感染経路がわからないのは不安だよね。余談ですが、インドネシアの鳥インフルエンザの致死率は高いです。80%以上です。他国の中でも発生が多いエジプトでは致死率はそれほど高くないのに(ほとんど治癒に向かう)、何故インドネシアはこうも高いんだろう。気候か、それとも医療設備か・・・。
混乱をいいことに儲けようとしたり、知名度を上げようとする輩も登場。ジュード・ロウは詐欺まがいのフリーライターの役。こいつがイヤな奴でね。こいつにはワクチン接種しなくてよし!感染してしまえ!とまで思ったわ。そしてこんな奴の科学的根拠のない戯言に左右されるネットユーザー達がアホだ。藁にもすがりたい気持ちはわかるけれど。
人々が食糧に殺到する姿を見た時、東日本大震災の時、きちんと並んで配給を待っていた被災地の人々が、世界中から称賛された意味がよくわかるような気がした。日本人ってやっぱり類稀なる資質の持ち主だと。まあ、中には空き巣を働くような不届き者もいたけれど、ほんの一部だものね。
自らを被験者としてワクチンを開発させた研究者や娘を守ろうとする父親。様々な人々の視点から描かれていて、やっぱりこういう群像劇をまとめるの、ソダーバーグは上手。
ちなみに映画帰りのバスの中で咳をしている人や吊り革が気になっちゃいました・・・。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
監督/スティーヴン・ソダーバーグ
出演/マリオン・コティヤール
マット・デイモン
すごい豪華キャスト。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレット・・・皆主役級じゃん!監督はスティーヴン・ソダーバーグ。これだけのキャストが集まるのも納得ですね。
香港で発生した未知のウィルスが世界中に広まり、感染者・死者が増えていくストーリー。
映画は2日目から始まる。香港で感染した女性がアメリカへ帰り、発症する。彼女は死亡し、彼女の息子も死亡する。亡くなる時のグウィネスの演技は見事。そして同じ頃、香港、東京、ロンドンでも死者が出る。見ていて思ったのは東京って人口多いんだなということ。ロンドンやアメリカの都市よりも桁が1つ多い3000万人以上。それより多いのは広東省ぐらいだった。でも東京の描かれ方が・・・いくら日本人でも人が目の前で倒れているのに、携帯で撮影して動画サイトにアップするような鬼畜はいないでしょ。酷いな。ソダーバーグ。
観ていて思い出したのは新型インフルエンザが流行った時の世界的なパニック。あれに発想を得てるんだろうなあと思う。発生源・感染経路がわからないのは不安だよね。余談ですが、インドネシアの鳥インフルエンザの致死率は高いです。80%以上です。他国の中でも発生が多いエジプトでは致死率はそれほど高くないのに(ほとんど治癒に向かう)、何故インドネシアはこうも高いんだろう。気候か、それとも医療設備か・・・。
混乱をいいことに儲けようとしたり、知名度を上げようとする輩も登場。ジュード・ロウは詐欺まがいのフリーライターの役。こいつがイヤな奴でね。こいつにはワクチン接種しなくてよし!感染してしまえ!とまで思ったわ。そしてこんな奴の科学的根拠のない戯言に左右されるネットユーザー達がアホだ。藁にもすがりたい気持ちはわかるけれど。
人々が食糧に殺到する姿を見た時、東日本大震災の時、きちんと並んで配給を待っていた被災地の人々が、世界中から称賛された意味がよくわかるような気がした。日本人ってやっぱり類稀なる資質の持ち主だと。まあ、中には空き巣を働くような不届き者もいたけれど、ほんの一部だものね。
自らを被験者としてワクチンを開発させた研究者や娘を守ろうとする父親。様々な人々の視点から描かれていて、やっぱりこういう群像劇をまとめるの、ソダーバーグは上手。
ちなみに映画帰りのバスの中で咳をしている人や吊り革が気になっちゃいました・・・。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
by mayumi-68
| 2011-11-17 15:30
| カ行