2012年 06月 10日
「楽園に帰る」 |
1953年/アメリカ
監督/マーク・ロブスン
出演/ゲイリー・クーパー
ロバータ・ヘインズ
大好きなゲイリー・クーパーの作品。彼の作品は未見のものを2~3年に1回ぐらい観られればいいと思っています。(もうほとんど観てしまったし、昔のものではフィルムが残っているか不明のものもあるので)、この作品がジュネスから発売されると知って、とても楽しみにしていたのですが・・・かなりガッカリしてしまう内容でした。
1929年、太平洋の孤島へやってきたモーガン(ゲイリー・クーパー)。彼は横暴な宣教師と対立し、島の娘と結婚する。しかし、彼女は子供を出産すると体調を崩して亡くなり、モーガンは赤ん坊を友人に託し、島を出る。十数年後、仕事で島を再び訪れたモーガンは美しく成長した娘と再会する。しかし娘はアメリカ士官と恋に落ちていた・・・というストーリー。
ゲイリー・クーパーの無駄遣いーっ!誰だ。この監督。マーク・ロブスン。全く知らない。調べたところ、主な監督作は「トコリの橋」(未見。ウィリアム・ホールデンとグレース・ケリー共演。淡路恵子も出てる。気になる・・・)、「脱走特急」(未見。シナトラ主演。戦争映画)、「名誉と栄光のためでなく」(未見。アラン・ドロンとアンソニー・クィン共演の戦争映画)、「大地震」(チャールトン・ヘストン主演作。これだけ観た!驚きのバッドエンド・・・)。う~ん。戦争映画が得意な監督なのかなあ。
クーパーのヒューマニズムあふれるキャラクターを全く活かしきれてない。ラストもあっけなくてなんじゃこりゃ、という印象。この頃って南洋ものが流行ってたのかなあ。正直、この時代の南洋ものってちっともおもしろくないんだよな~。島の人たちをバカみたいに描いてさ。白人の優越感が感じられてちょっとイヤなんだよね。
やっぱりクーパーの魅力をわかっていたのはルビッチ、ワイルダー、キャプラだよなあ。都会派の作品の方が似合うよ。まあ、西部劇も多々やってるけれど・・・。でも私は「オペラハット」「群衆」「昼下がりの情事」「教授と美女」の方が断然好きだ!
(DVD)
監督/マーク・ロブスン
出演/ゲイリー・クーパー
ロバータ・ヘインズ
大好きなゲイリー・クーパーの作品。彼の作品は未見のものを2~3年に1回ぐらい観られればいいと思っています。(もうほとんど観てしまったし、昔のものではフィルムが残っているか不明のものもあるので)、この作品がジュネスから発売されると知って、とても楽しみにしていたのですが・・・かなりガッカリしてしまう内容でした。
1929年、太平洋の孤島へやってきたモーガン(ゲイリー・クーパー)。彼は横暴な宣教師と対立し、島の娘と結婚する。しかし、彼女は子供を出産すると体調を崩して亡くなり、モーガンは赤ん坊を友人に託し、島を出る。十数年後、仕事で島を再び訪れたモーガンは美しく成長した娘と再会する。しかし娘はアメリカ士官と恋に落ちていた・・・というストーリー。
ゲイリー・クーパーの無駄遣いーっ!誰だ。この監督。マーク・ロブスン。全く知らない。調べたところ、主な監督作は「トコリの橋」(未見。ウィリアム・ホールデンとグレース・ケリー共演。淡路恵子も出てる。気になる・・・)、「脱走特急」(未見。シナトラ主演。戦争映画)、「名誉と栄光のためでなく」(未見。アラン・ドロンとアンソニー・クィン共演の戦争映画)、「大地震」(チャールトン・ヘストン主演作。これだけ観た!驚きのバッドエンド・・・)。う~ん。戦争映画が得意な監督なのかなあ。
クーパーのヒューマニズムあふれるキャラクターを全く活かしきれてない。ラストもあっけなくてなんじゃこりゃ、という印象。この頃って南洋ものが流行ってたのかなあ。正直、この時代の南洋ものってちっともおもしろくないんだよな~。島の人たちをバカみたいに描いてさ。白人の優越感が感じられてちょっとイヤなんだよね。
やっぱりクーパーの魅力をわかっていたのはルビッチ、ワイルダー、キャプラだよなあ。都会派の作品の方が似合うよ。まあ、西部劇も多々やってるけれど・・・。でも私は「オペラハット」「群衆」「昼下がりの情事」「教授と美女」の方が断然好きだ!
(DVD)
by mayumi-68
| 2012-06-10 12:00
| ラ・ワ行