2014年 08月 05日
「君と歩く世界」 |
2012年/フランス、ベルギー
監督/ジャック・オディアール
出演/マリオン・コティヤール
マティアス・スーナールツ
シャチの調教師ステファニーは水中ショーの事故で両脚を失い、絶望に打ちひしがれていた。そんな時、以前ナイトクラブで自分を救ってくれた男アリを思い出し、彼と再会する・・・というストーリー。
この映画、結構好きだわ。アリは粗野で不器用だけれど、ステファニーに自然体で接し、ステファニーもそんな彼と一緒にいるのがラクだったんだろうな、と。2人は関係を結ぶけれど、決していやらしく見えないのがポイント。彼女に対するアリの優しさがそう見せているのかもしれない。
ステファニーは彼に惹かれていくけれど、アリは割り切った関係だというスタンスを崩そうとしない。それは、女性と深い関係になるのが面倒だという彼の気持ちが見え隠れするし、彼の生活は困窮していて、女性を養うどろこではない・・・というのもあるかもしれない。
だからこそ、息子を事故により亡くしそうになった彼が、彼女からの電話に泣きながら「愛してる」と告げた言葉は重い。彼がよくやく本音を見せたのだから。
ラスト、アリと息子、ステファニーの未来は明るいように思える。それを願わずにはいられなかった。
(WOWOW)
監督/ジャック・オディアール
出演/マリオン・コティヤール
マティアス・スーナールツ
シャチの調教師ステファニーは水中ショーの事故で両脚を失い、絶望に打ちひしがれていた。そんな時、以前ナイトクラブで自分を救ってくれた男アリを思い出し、彼と再会する・・・というストーリー。
この映画、結構好きだわ。アリは粗野で不器用だけれど、ステファニーに自然体で接し、ステファニーもそんな彼と一緒にいるのがラクだったんだろうな、と。2人は関係を結ぶけれど、決していやらしく見えないのがポイント。彼女に対するアリの優しさがそう見せているのかもしれない。
ステファニーは彼に惹かれていくけれど、アリは割り切った関係だというスタンスを崩そうとしない。それは、女性と深い関係になるのが面倒だという彼の気持ちが見え隠れするし、彼の生活は困窮していて、女性を養うどろこではない・・・というのもあるかもしれない。
だからこそ、息子を事故により亡くしそうになった彼が、彼女からの電話に泣きながら「愛してる」と告げた言葉は重い。彼がよくやく本音を見せたのだから。
ラスト、アリと息子、ステファニーの未来は明るいように思える。それを願わずにはいられなかった。
(WOWOW)
by mayumi-68
| 2014-08-05 15:00
| カ行