2016年 02月 12日
「キャロル」 |
2015年/アメリカ
監督/トッド・ヘインズ
出演/ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラ
「太陽がいっぱい」のパトリシア・ハイスミスが別名義で発表していた作品の映画化。
1952年のニューヨーク。デパートで働いていたテレーズは美しい女性キャロルと知り合う。二人は惹かれあうが、キャロルの夫は娘の親権を取り上げ、キャロルを追いつめる…というストーリー。
監督は「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ。クラシカルな作風ならお手のもの。キャロルの着ている服は華やかで、特に赤が彼女の金髪にとてもよく映えていた。
女性同士の恋愛だけれど、人を愛するということに、年齢も性別も関係ないんだな、と思わせられた。まだ同性愛が認められた時代ではない。それでも、相手を欲しいと思う気持ちは消せない。そんな感情の揺れが伝わってきた。
二人のベッドシーンは結構大胆なのだけれど、私はケイト・ブランシェットの背中に目が釘付けだった。若くてほっそりした背中ではない。やはり、年相応の年齢を感じる背中。だからこそ、このシーンは説得力があるんだと思った。
ラストはちょっと意外。えっ。ヨリを戻すの?という感じで。この二人の今後を知りたくなるようなラストだった。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
監督/トッド・ヘインズ
出演/ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラ
「太陽がいっぱい」のパトリシア・ハイスミスが別名義で発表していた作品の映画化。
1952年のニューヨーク。デパートで働いていたテレーズは美しい女性キャロルと知り合う。二人は惹かれあうが、キャロルの夫は娘の親権を取り上げ、キャロルを追いつめる…というストーリー。
監督は「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ。クラシカルな作風ならお手のもの。キャロルの着ている服は華やかで、特に赤が彼女の金髪にとてもよく映えていた。
女性同士の恋愛だけれど、人を愛するということに、年齢も性別も関係ないんだな、と思わせられた。まだ同性愛が認められた時代ではない。それでも、相手を欲しいと思う気持ちは消せない。そんな感情の揺れが伝わってきた。
二人のベッドシーンは結構大胆なのだけれど、私はケイト・ブランシェットの背中に目が釘付けだった。若くてほっそりした背中ではない。やはり、年相応の年齢を感じる背中。だからこそ、このシーンは説得力があるんだと思った。
ラストはちょっと意外。えっ。ヨリを戻すの?という感じで。この二人の今後を知りたくなるようなラストだった。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
by mayumi-68
| 2016-02-12 20:50
| カ行