2005年 08月 22日
「ヒトラー 最期の12日間」 |
2004年/ドイツ
監督/オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演/ブルーノ・ガンツ
アドルフ・ヒトラーの秘書だった女性の告白を基に作られた作品。
ヒトラーを演じたのは「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツ。天使からヒトラーですか・・・。
秘書には優しい面を見せ、疲弊しきった兵士達には冷酷な指示を出す。ヒトラーという人間の二面性が描かれていた。でも、いくら秘書や子供たちに優しい面を見せたって、彼が悪魔のような所業を行ったことに変わりはないわけで。ユダヤ人に対する仕打ちや、市民がいるのにベルリンを最前線にしたり・・・そして自分は安全な地下要塞にいる。敗戦濃厚なのに、それを認めようとしない。彼の周囲の者達だって、負けるとわかっているのに、ヒトラーに対して強いことが言えない。最期の方のナチス・ドイツってグダグダだったんだな~と思った。
しかし、怖かったのはヒトラーよりも、子供たちを毒殺する母親。一人一人、冷静に殺していく姿に狂気を感じました。
ところで、トーマス・クレッチマンは、本当に軍人の役が多いですねー。軍人顔なのかしら・・・。好きな俳優さんなんですけどね。
でも、何より圧巻なのは、やはりブルーノ・ガンツ。この役を演じるのはかなりリスキーなことだったと思う。でも、見事なまでに演じきっていました。名優ですね。
(ユナイテッドシネマ入間)
監督/オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演/ブルーノ・ガンツ
アドルフ・ヒトラーの秘書だった女性の告白を基に作られた作品。
ヒトラーを演じたのは「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツ。天使からヒトラーですか・・・。
秘書には優しい面を見せ、疲弊しきった兵士達には冷酷な指示を出す。ヒトラーという人間の二面性が描かれていた。でも、いくら秘書や子供たちに優しい面を見せたって、彼が悪魔のような所業を行ったことに変わりはないわけで。ユダヤ人に対する仕打ちや、市民がいるのにベルリンを最前線にしたり・・・そして自分は安全な地下要塞にいる。敗戦濃厚なのに、それを認めようとしない。彼の周囲の者達だって、負けるとわかっているのに、ヒトラーに対して強いことが言えない。最期の方のナチス・ドイツってグダグダだったんだな~と思った。
しかし、怖かったのはヒトラーよりも、子供たちを毒殺する母親。一人一人、冷静に殺していく姿に狂気を感じました。
ところで、トーマス・クレッチマンは、本当に軍人の役が多いですねー。軍人顔なのかしら・・・。好きな俳優さんなんですけどね。
でも、何より圧巻なのは、やはりブルーノ・ガンツ。この役を演じるのはかなりリスキーなことだったと思う。でも、見事なまでに演じきっていました。名優ですね。
(ユナイテッドシネマ入間)
by mayumi-68
| 2005-08-22 19:15
| ハ行