2016年 12月 09日
「この世界の片隅に」 |
2016年/日本
監督/片渕 須直
声の出演/のん
細谷 佳正
同じ日に大ヒット中のアニメ「君の名は。」も観たのですが、正直言って私は「この世界の片隅に」の方が良作だと思いました。
1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、呉へとやって来る。やがて戦争は激しくなり、造船の町でもある呉は、激しい空襲にさらされる。そして1945年8月6日。広島に原爆が落とされる…というストーリー。
原作は「夕凪の国 桜の国」で知られるこうの史代のコミック。
最初はほんわかした展開でしたが、終盤、哀しい悲劇がすずを襲います。それでも、この作品が優しさを失わないのは、すずを取り巻く人たちが温かかったから。優しいお夫や義理の両親。最初はキツくあたっていた義姉も、根っこの部分は温かいものを持っているんだと気付かされました。辛く悲しいことがあっても、人の絆があり、それによって人は生きていける…そんなことを思わせてくれる良作でした。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
監督/片渕 須直
声の出演/のん
細谷 佳正
同じ日に大ヒット中のアニメ「君の名は。」も観たのですが、正直言って私は「この世界の片隅に」の方が良作だと思いました。
1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、呉へとやって来る。やがて戦争は激しくなり、造船の町でもある呉は、激しい空襲にさらされる。そして1945年8月6日。広島に原爆が落とされる…というストーリー。
原作は「夕凪の国 桜の国」で知られるこうの史代のコミック。
最初はほんわかした展開でしたが、終盤、哀しい悲劇がすずを襲います。それでも、この作品が優しさを失わないのは、すずを取り巻く人たちが温かかったから。優しいお夫や義理の両親。最初はキツくあたっていた義姉も、根っこの部分は温かいものを持っているんだと気付かされました。辛く悲しいことがあっても、人の絆があり、それによって人は生きていける…そんなことを思わせてくれる良作でした。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
by mayumi-68
| 2016-12-09 15:30
| カ行