2017年 03月 03日
「彼らが本気で編むときは」 |
2017年/日本
監督/荻上 直子
出演/生田 斗真
桐谷 健太
母親が家を出てしまい、置き去りにされた11歳のトモは、叔父のマキオ(桐谷健太)の家で暮らすことになる。彼は恋人のリンコ(生田斗真)と生活していた。トランスジェンダーのリンコはトモに優しく接する。トモは少しずつリンコに心を開いていく…というストーリー。
良作だと思います。「違う」ことを受け入れること。日本人って特にそれが苦手だと思うけれど、マキオの大らかさが、この作品のキーポイントになっていると思います。あと、田中美佐子演じるリンコの母親。この母親が、息子のすべてを受け入れ、絶対的な味方になる。本当にいい母親です。リンコも救われたと思います。
リンコを演じた生田斗真。正直、女装をしたところで、男だということは外見的には変わらないのですが、持っている雰囲気が柔らかくて女性的でした。難しい役どころだったと思いますが、うまかったです。
荻上直子監督は、時々あざとさを感じることがあるのですが、今作に関してはそういうものは感じませんでした。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
監督/荻上 直子
出演/生田 斗真
桐谷 健太
母親が家を出てしまい、置き去りにされた11歳のトモは、叔父のマキオ(桐谷健太)の家で暮らすことになる。彼は恋人のリンコ(生田斗真)と生活していた。トランスジェンダーのリンコはトモに優しく接する。トモは少しずつリンコに心を開いていく…というストーリー。
良作だと思います。「違う」ことを受け入れること。日本人って特にそれが苦手だと思うけれど、マキオの大らかさが、この作品のキーポイントになっていると思います。あと、田中美佐子演じるリンコの母親。この母親が、息子のすべてを受け入れ、絶対的な味方になる。本当にいい母親です。リンコも救われたと思います。
リンコを演じた生田斗真。正直、女装をしたところで、男だということは外見的には変わらないのですが、持っている雰囲気が柔らかくて女性的でした。難しい役どころだったと思いますが、うまかったです。
荻上直子監督は、時々あざとさを感じることがあるのですが、今作に関してはそういうものは感じませんでした。
(TOHOシネマズららぽーと横浜)
by mayumi-68
| 2017-03-03 15:00
| カ行