2006年 12月 18日
「敬愛なるベートーヴェン」 |
2006年/イギリス・ハンガリー
監督/アニエスカ・ホランド
出演/エド・ハリス
ダイアン・クルーガー
第九作曲時にはほとんど耳が聴こえなかったというベートーヴェン。そんな彼を支えた写譜師アンナとの絆を描いた作品。
音楽家にとって、音が聴こえなくなるというのは致命的。私も過去に突発性難聴になり、一時的とはいえほとんど耳が聴こえなくなった時期があったので、その辛さはよくわかります。ましてや音楽家が・・・。神は何故、彼のような天才作曲家から音を奪ったのだろう、と考えてしまいました。
第九初演のシーンは本当に素晴らしかった。特に合唱が入るシーン。鳥肌が立った。あの高揚感。音楽の持つ素晴らしさを感じさせてくれた。正直、このシーンで終わった方が良かったと思ったぐらいです。
ベートーヴェンを演じたのは名優エド・ハリス。特殊メイクをしているせいもあり、彼だとわかっていなければ気付かないでしょうね。ただ、ベートーヴェンってあんなに下品だったんですかね?モーツァルトは書簡等で下品な文章が残ってますけど・・・ベートーヴェンは?どうせなら彼をもっとストイックに描いてほしかったなあ、と思いますね。
音楽映画は秀作が多いですね。「ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ」も「アマデウス」も「グレン・グールド/27歳の記憶」も・・・。音楽の持つ圧倒的な力に心揺さぶれるからなんでしょうね。
(シャンテシネ)
監督/アニエスカ・ホランド
出演/エド・ハリス
ダイアン・クルーガー
第九作曲時にはほとんど耳が聴こえなかったというベートーヴェン。そんな彼を支えた写譜師アンナとの絆を描いた作品。
音楽家にとって、音が聴こえなくなるというのは致命的。私も過去に突発性難聴になり、一時的とはいえほとんど耳が聴こえなくなった時期があったので、その辛さはよくわかります。ましてや音楽家が・・・。神は何故、彼のような天才作曲家から音を奪ったのだろう、と考えてしまいました。
第九初演のシーンは本当に素晴らしかった。特に合唱が入るシーン。鳥肌が立った。あの高揚感。音楽の持つ素晴らしさを感じさせてくれた。正直、このシーンで終わった方が良かったと思ったぐらいです。
ベートーヴェンを演じたのは名優エド・ハリス。特殊メイクをしているせいもあり、彼だとわかっていなければ気付かないでしょうね。ただ、ベートーヴェンってあんなに下品だったんですかね?モーツァルトは書簡等で下品な文章が残ってますけど・・・ベートーヴェンは?どうせなら彼をもっとストイックに描いてほしかったなあ、と思いますね。
音楽映画は秀作が多いですね。「ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ」も「アマデウス」も「グレン・グールド/27歳の記憶」も・・・。音楽の持つ圧倒的な力に心揺さぶれるからなんでしょうね。
(シャンテシネ)
by mayumi-68
| 2006-12-18 19:00
| カ行