2007年 03月 15日
「パパにさよならできるまで」 |
2002年/ギリシャ、ドイツ
監督/ペニー・パナヨトプル
出演/ヨルゴス・カラヤニス
ステリオス・マイナス
ギリシャを舞台にした作品。
1969年のアテネ。10歳のイリアスは大好きなパパを事故で失う。パパの死を受け入れられないイリアスは、「アポロ11号の月面着陸を一緒に見る」という約束を信じ、待ち続ける・・・というお話。
子供が主人公の作品は、その子供がどれだけカワイイかがカギです。カワイイとは外見ではなく、性格。受け入れられる範囲かどうかです。
この子は・・・ダメでした。私的には。ワガママでイヤでした。「ミリオンズ」や「AMY」も父や母を亡くした物語でしたが、あの子達はすんなり受け入れられたのに。
むしろ、主人公のイリアスよりも、お兄ちゃんの方が痛々しくて。思春期のため、父に反抗的だった彼が、父の死に直面し、悲しみながらも必死に母を支えようとする。ワガママ放題で皆がかまってくれるイリアスよりも、このお兄ちゃんの方が悲しみを押し殺している分、辛そうに見えた。
もちろん、イリアスだってまだ10歳。可哀想なのはわかるのですが・・・冷蔵庫の中のものを床に叩きつけたりするシーンがイヤだったなあ。こんなふうに思ってしまう私は心が狭いんですかね・・・。
きっとアメリカやイギリスならもっと違う作りになっていたはず。ギリシャだからこその表現方法なのかもしれませんね。
(シネアミューズ)
監督/ペニー・パナヨトプル
出演/ヨルゴス・カラヤニス
ステリオス・マイナス
ギリシャを舞台にした作品。
1969年のアテネ。10歳のイリアスは大好きなパパを事故で失う。パパの死を受け入れられないイリアスは、「アポロ11号の月面着陸を一緒に見る」という約束を信じ、待ち続ける・・・というお話。
子供が主人公の作品は、その子供がどれだけカワイイかがカギです。カワイイとは外見ではなく、性格。受け入れられる範囲かどうかです。
この子は・・・ダメでした。私的には。ワガママでイヤでした。「ミリオンズ」や「AMY」も父や母を亡くした物語でしたが、あの子達はすんなり受け入れられたのに。
むしろ、主人公のイリアスよりも、お兄ちゃんの方が痛々しくて。思春期のため、父に反抗的だった彼が、父の死に直面し、悲しみながらも必死に母を支えようとする。ワガママ放題で皆がかまってくれるイリアスよりも、このお兄ちゃんの方が悲しみを押し殺している分、辛そうに見えた。
もちろん、イリアスだってまだ10歳。可哀想なのはわかるのですが・・・冷蔵庫の中のものを床に叩きつけたりするシーンがイヤだったなあ。こんなふうに思ってしまう私は心が狭いんですかね・・・。
きっとアメリカやイギリスならもっと違う作りになっていたはず。ギリシャだからこその表現方法なのかもしれませんね。
(シネアミューズ)
by mayumi-68
| 2007-03-15 14:00
| ハ行