2007年 04月 23日
「恋の手ほどき」 |
1958年/アメリカ
監督/ヴィンセント・ミネリ
出演/レスリー・キャロン
モーリス・シュヴァリエ
ルイ・ジュールダン
とっても楽しいミュージカル!第31回アカデミー賞で8部門受賞しています。
ジジという女の子が成長し、恋をするまでのお話。もともとはブロードウェイの舞台劇で、オードリー・ヘプバーンがジジを演じていたことでも有名ですね。
映画版でジジを演じたのはレスリー・キャロン。私は彼女のことを「巴里のアメリカ人」の時は「可愛くない・・・」と思い、「足ながおじさん」の頃は「多少垢抜けたけど・・・でもなあ・・・やっぱり可愛くない」と思っていたのですが、この作品ではビックリ!可愛いじゃん!!磨かれるってこういうことなのね!ジーン・ケリーは見る目があったということか・・・と妙に感心してしまいました。(いや、きっとジーン・ケリーは顔じゃなく踊り重視だったんだろうけど)。とにかく彼女が可愛く、少女から大人の女性へと見事な変身振りを見せるので楽しかったですね~。「まだまだ子供だ」と思っていたガストンが戸惑うのもわかります。そして、ラストの彼の選択にも拍手。大切な存在だからこそ、一番誠実な形を取った彼の気持ちが嬉しかったですね。
しかしこの作品、なんといってもモーリス・シュヴァリエでしょう!なんて粋な存在感!女性に縛られない役どころは、往年の彼の得意とするところ。「昼下りの情事」ではオードリーの父を演じてましたが、クーパーと役が逆では?と言われたぐらいですからね。(これに対して監督のビリー・ワイルダーは「実際のところはクーパーの方がプレイボーイに合ってるんだ」と語ってましたけどね)。モーリス・シュヴァリエのあの存在感あってこそ、この作品は成立してるんだな~と思いましたね。
(DVD)
監督/ヴィンセント・ミネリ
出演/レスリー・キャロン
モーリス・シュヴァリエ
ルイ・ジュールダン
とっても楽しいミュージカル!第31回アカデミー賞で8部門受賞しています。
ジジという女の子が成長し、恋をするまでのお話。もともとはブロードウェイの舞台劇で、オードリー・ヘプバーンがジジを演じていたことでも有名ですね。
映画版でジジを演じたのはレスリー・キャロン。私は彼女のことを「巴里のアメリカ人」の時は「可愛くない・・・」と思い、「足ながおじさん」の頃は「多少垢抜けたけど・・・でもなあ・・・やっぱり可愛くない」と思っていたのですが、この作品ではビックリ!可愛いじゃん!!磨かれるってこういうことなのね!ジーン・ケリーは見る目があったということか・・・と妙に感心してしまいました。(いや、きっとジーン・ケリーは顔じゃなく踊り重視だったんだろうけど)。とにかく彼女が可愛く、少女から大人の女性へと見事な変身振りを見せるので楽しかったですね~。「まだまだ子供だ」と思っていたガストンが戸惑うのもわかります。そして、ラストの彼の選択にも拍手。大切な存在だからこそ、一番誠実な形を取った彼の気持ちが嬉しかったですね。
しかしこの作品、なんといってもモーリス・シュヴァリエでしょう!なんて粋な存在感!女性に縛られない役どころは、往年の彼の得意とするところ。「昼下りの情事」ではオードリーの父を演じてましたが、クーパーと役が逆では?と言われたぐらいですからね。(これに対して監督のビリー・ワイルダーは「実際のところはクーパーの方がプレイボーイに合ってるんだ」と語ってましたけどね)。モーリス・シュヴァリエのあの存在感あってこそ、この作品は成立してるんだな~と思いましたね。
(DVD)
by mayumi-68
| 2007-04-23 23:00
| カ行