2007年 04月 26日
「ママの遺したラヴソング」 |
2004年/アメリカ
監督/ジェイニー・ゲイベル
出演/スカーレット・ヨハンソン
ジョン・トラヴォルタ
ガブリエル・マクト
離れて暮らしていた母の死を知ってパーシーはニューオーリンズに帰郷。そこで、母の家で暮らしているボビーとローソンに出逢う。三人で暮らすことを選択した彼女だが・・・というお話。
最初はボビーとローソンに反発していたパーシーが次第に打ち解けていく姿は好感が持てるし、スカーレット・ヨハンソンも瑞々しい演技を披露している。ボビーを演じたジョン・トラヴォルタも本物のアル中に見えるし、ローソンの心の迷いを演じたガブリエル・マクトもインテリ青年ぽくて良かった。
でも、何故だろう。伝わってくるものがない。
それはきっと、パーシーの母親の人となりが漠然としてるから。どんな女性だったのか。どれぐらい娘を愛していたのか。どうして娘を迎えに来なかったのか。・・・納得できないんだよね。
だけれど、パーシーが自分の頭の中で作り出した思い出が、実は本当にあったことなんだと悟ったシーン、あれは良かったかな。
ラストもなんだかあっけない。もっとパーシーの心の葛藤があってもよかったのでは?そう簡単に受け入れられないと思うんだけどなあ。
感動作にするには、もうちょっと人物像の堀り下げが欲しかったですね。
(シネスイッチ銀座)
監督/ジェイニー・ゲイベル
出演/スカーレット・ヨハンソン
ジョン・トラヴォルタ
ガブリエル・マクト
離れて暮らしていた母の死を知ってパーシーはニューオーリンズに帰郷。そこで、母の家で暮らしているボビーとローソンに出逢う。三人で暮らすことを選択した彼女だが・・・というお話。
最初はボビーとローソンに反発していたパーシーが次第に打ち解けていく姿は好感が持てるし、スカーレット・ヨハンソンも瑞々しい演技を披露している。ボビーを演じたジョン・トラヴォルタも本物のアル中に見えるし、ローソンの心の迷いを演じたガブリエル・マクトもインテリ青年ぽくて良かった。
でも、何故だろう。伝わってくるものがない。
それはきっと、パーシーの母親の人となりが漠然としてるから。どんな女性だったのか。どれぐらい娘を愛していたのか。どうして娘を迎えに来なかったのか。・・・納得できないんだよね。
だけれど、パーシーが自分の頭の中で作り出した思い出が、実は本当にあったことなんだと悟ったシーン、あれは良かったかな。
ラストもなんだかあっけない。もっとパーシーの心の葛藤があってもよかったのでは?そう簡単に受け入れられないと思うんだけどなあ。
感動作にするには、もうちょっと人物像の堀り下げが欲しかったですね。
(シネスイッチ銀座)
by mayumi-68
| 2007-04-26 19:00
| マ行