2007年 04月 30日
「犯罪小説」 |
2005年/イタリア
監督/ミケーレ・プラチド
出演/キム・ロッシ・スチュアート
アンナ・ムグラリス
ジャスミン・トリンカ
幼馴染の悪ガキ連中が、そのまま大人になってギャングとなり、ローマを支配するためにライバル組織を潰しにかかる・・・というお話。当時(70~80年代)イタリアで起こったテロを絡めて描かれています。
因果応報、という言葉が頭に浮かびました。結局、自分が犯した罪は自分に返ってくるのです。たとえどんな末路を辿ろうとも同情なんてできない。それだけのことをしてきたのだから。
キムが演じたのは冷静な”冷血”(フレッド)。ボローニャ駅でテロに遭遇し、仲間が加担したと悟って一度は足を洗おうとした彼が、親友が殺されたことを知り、復讐に立ち上がる姿はなんとも皮肉だった。
裏切り、欲望、金、麻薬・・・何でもありの世界。彼らの末路はわかりきっていたとも言える。だからこそ、ラスト、天国を思わせるようなシーンが印象的だった。
(イタリア映画祭 有楽町朝日ホール)
監督/ミケーレ・プラチド
出演/キム・ロッシ・スチュアート
アンナ・ムグラリス
ジャスミン・トリンカ
幼馴染の悪ガキ連中が、そのまま大人になってギャングとなり、ローマを支配するためにライバル組織を潰しにかかる・・・というお話。当時(70~80年代)イタリアで起こったテロを絡めて描かれています。
因果応報、という言葉が頭に浮かびました。結局、自分が犯した罪は自分に返ってくるのです。たとえどんな末路を辿ろうとも同情なんてできない。それだけのことをしてきたのだから。
キムが演じたのは冷静な”冷血”(フレッド)。ボローニャ駅でテロに遭遇し、仲間が加担したと悟って一度は足を洗おうとした彼が、親友が殺されたことを知り、復讐に立ち上がる姿はなんとも皮肉だった。
裏切り、欲望、金、麻薬・・・何でもありの世界。彼らの末路はわかりきっていたとも言える。だからこそ、ラスト、天国を思わせるようなシーンが印象的だった。
(イタリア映画祭 有楽町朝日ホール)
by mayumi-68
| 2007-04-30 18:00
| ハ行