2007年 05月 04日
「邂逅 めぐりあい」 |
1939年/アメリカ
監督/レオ・マッケリー
出演/シャルル・ボワイエ
アイリーン・ダン
恋愛ものでは滅多に泣かないのですが、これは思わず涙が出ました。ハッピーエンドなのに。ちなみにこの作品、ケイリー・グラント、デボラ・カー「めぐり逢い」で再映画化、そしてウォーレン・ビーティー、アネット・ベニングでも再々映画化されてます。それだけ名作ってことですね。
アメリカに向かう豪華客船の中で知り合ったフランス人のプレイボーイ、ミシェルとアメリカ人で歌手のテリーは恋に落ちる。お互いに婚約者がいたが、半年後、エンパイヤステートビルの展望台で逢おうと約束。約束の日、ミシェルは待ち続けるが、向かう途中で事故に遭ったテリーは、そのまま病院に運ばれてしまう・・・というお話。
とにかく、シャルル・ボワイエが素敵で!(そればっかりな私)プレイボーイという設定だけれど、それも大いに納得の優雅さ、身のこなし、軽やかさ。今の俳優にはちょっといないタイプですね。大人の男って雰囲気が素敵。
このお話、アイリーン・ダンが演じるテリーが本当に健気で。歩けなくなってしまい、彼女の生活を援助したいという元婚約者の申し出を断り、ミシェルにも真実を告げない。誰にも迷惑をかけず、誰も傷つけないために。本当は誰かの支えが欲しいだろうに・・・強くて健気な女性なのです。だから、ラストシーンは本当にハラハラしました。「ミシェル、気付いて!」と心の中で願ってしまいました。だから、ミシェルが絵に気付いたシーン、鏡の中に映し出された彼の絵を観た時、涙が出てしまった。しかも、この時のシャルル・ボワイエの表情がとてもいいのです。
本当に素敵なお話です。「天国に一番近い所にいるあなたを想っていた」・・・脚本も洒落てる。名作ですね。
(DVD)
監督/レオ・マッケリー
出演/シャルル・ボワイエ
アイリーン・ダン
恋愛ものでは滅多に泣かないのですが、これは思わず涙が出ました。ハッピーエンドなのに。ちなみにこの作品、ケイリー・グラント、デボラ・カー「めぐり逢い」で再映画化、そしてウォーレン・ビーティー、アネット・ベニングでも再々映画化されてます。それだけ名作ってことですね。
アメリカに向かう豪華客船の中で知り合ったフランス人のプレイボーイ、ミシェルとアメリカ人で歌手のテリーは恋に落ちる。お互いに婚約者がいたが、半年後、エンパイヤステートビルの展望台で逢おうと約束。約束の日、ミシェルは待ち続けるが、向かう途中で事故に遭ったテリーは、そのまま病院に運ばれてしまう・・・というお話。
とにかく、シャルル・ボワイエが素敵で!(そればっかりな私)プレイボーイという設定だけれど、それも大いに納得の優雅さ、身のこなし、軽やかさ。今の俳優にはちょっといないタイプですね。大人の男って雰囲気が素敵。
このお話、アイリーン・ダンが演じるテリーが本当に健気で。歩けなくなってしまい、彼女の生活を援助したいという元婚約者の申し出を断り、ミシェルにも真実を告げない。誰にも迷惑をかけず、誰も傷つけないために。本当は誰かの支えが欲しいだろうに・・・強くて健気な女性なのです。だから、ラストシーンは本当にハラハラしました。「ミシェル、気付いて!」と心の中で願ってしまいました。だから、ミシェルが絵に気付いたシーン、鏡の中に映し出された彼の絵を観た時、涙が出てしまった。しかも、この時のシャルル・ボワイエの表情がとてもいいのです。
本当に素敵なお話です。「天国に一番近い所にいるあなたを想っていた」・・・脚本も洒落てる。名作ですね。
(DVD)
by mayumi-68
| 2007-05-04 12:00
| カ行