2007年 06月 08日
「恋の十日間」 |
1944年/アメリカ
監督/ウィリアム・ディターレ
出演/ジンジャー・ロジャース
ジョセフ・コットン
シャーリー・テンプル
第二次世界大戦によって精神を病んでしまった男ザック(ジョセフ・コットン)と正当防衛ながら人を殺してしまい、仮出所中のメアリー(ジンジャー・ロジャース)の恋物語。お互い真実を言い出せず、思い悩む姿が観ているこちら側にも伝わってきます。
ジョセフ・コットン、ジンジャー・ロジャースは二人とも好演。そして、子役で有名だったシャーリー・テンプルがすっかり成長して登場したのは驚きました。どうしても小さい頃のイメージが・・・(安達祐実みたいなもん?)。
この作品、結構重いテーマなのに観ていてほのぼのするのはメアリーの伯父さん、伯母さんがとってもいい人だから。特にメアリーにドレスを買ってやりたい伯母さんと店員とのやり取りが、とても胸が温かくなるエピソードでした。
あと、1944年の作品でありながら戦意高揚映画ではなく、むしろ反戦の匂いを漂わせていることが特筆すべきこと。ザックが戦争によって心を病み苦しむ姿に、戦争が人に与える影響を痛感しました。戦争に賛成の者もいれば、反対の者もいるんだ・・・そう伝えたかったのでは、と思います。
ラストは、二人の幸せな未来を暗示しています。後味の良い作品でした。
(VIDEO)
監督/ウィリアム・ディターレ
出演/ジンジャー・ロジャース
ジョセフ・コットン
シャーリー・テンプル
第二次世界大戦によって精神を病んでしまった男ザック(ジョセフ・コットン)と正当防衛ながら人を殺してしまい、仮出所中のメアリー(ジンジャー・ロジャース)の恋物語。お互い真実を言い出せず、思い悩む姿が観ているこちら側にも伝わってきます。
ジョセフ・コットン、ジンジャー・ロジャースは二人とも好演。そして、子役で有名だったシャーリー・テンプルがすっかり成長して登場したのは驚きました。どうしても小さい頃のイメージが・・・(安達祐実みたいなもん?)。
この作品、結構重いテーマなのに観ていてほのぼのするのはメアリーの伯父さん、伯母さんがとってもいい人だから。特にメアリーにドレスを買ってやりたい伯母さんと店員とのやり取りが、とても胸が温かくなるエピソードでした。
あと、1944年の作品でありながら戦意高揚映画ではなく、むしろ反戦の匂いを漂わせていることが特筆すべきこと。ザックが戦争によって心を病み苦しむ姿に、戦争が人に与える影響を痛感しました。戦争に賛成の者もいれば、反対の者もいるんだ・・・そう伝えたかったのでは、と思います。
ラストは、二人の幸せな未来を暗示しています。後味の良い作品でした。
(VIDEO)
by mayumi-68
| 2007-06-08 15:30
| カ行