2007年 06月 21日
「アンリエットの巴里祭」 |
1952年/フランス
監督/ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演/ダニー・ロバン
ミシェル・オークレール
ヒルデガルド・ネフ
ミシェル・ルー
すごく面白かった!フランスの名監督、ジュリアン・デュヴィヴィエの喜劇です。冒頭の何もかも未定状態から、ラストの見事なオチまで楽しめました。
共同脚本家の二人。一人はラブロマンスが好き、一人はサスペンスが好き。全く噛みあわない二人が脚本を作りあげていく・・・というストーリー。
こんなに方向性の違う二人が共同脚本家っていうのがおかしい。特になんでもすぐに暴力、流血、死体に持っていっちゃうのを、もう一人が軌道修正、というパターンが(笑)。そして周りの女性陣が「最後に恋人達は再会させなきゃ!」と助言(文句?)したりするところも楽しい。
彼らが作るストーリーの中の主人公アンリエットを演じたダニー・ロバンがとっても可愛い!彼女が「スウェーデンから来たイングリット」なんて紹介されちゃうところも笑える。
ところどころに名作へのオマージュも。脚本のネタはないかと新聞を開いた脚本家が言うセリフ。「自分の自転車が盗まれたからって他の人の自転車を盗み、そこを捕まって、そのとき小さな息子も一緒だったなんて、映画になるか!」なんてね(笑。「自転車泥棒」だ!)。あと、ジャン・コクトー監督の「オルフェ」のパロディもあるらしいです。私は「オルフェ」未見なのでわかりませんでした。
ラストのオチもクスっと笑えて、これはデュヴィヴィエ監督の遊び心。お気に入りの作品となりました♪
(DVD)
監督/ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演/ダニー・ロバン
ミシェル・オークレール
ヒルデガルド・ネフ
ミシェル・ルー
すごく面白かった!フランスの名監督、ジュリアン・デュヴィヴィエの喜劇です。冒頭の何もかも未定状態から、ラストの見事なオチまで楽しめました。
共同脚本家の二人。一人はラブロマンスが好き、一人はサスペンスが好き。全く噛みあわない二人が脚本を作りあげていく・・・というストーリー。
こんなに方向性の違う二人が共同脚本家っていうのがおかしい。特になんでもすぐに暴力、流血、死体に持っていっちゃうのを、もう一人が軌道修正、というパターンが(笑)。そして周りの女性陣が「最後に恋人達は再会させなきゃ!」と助言(文句?)したりするところも楽しい。
彼らが作るストーリーの中の主人公アンリエットを演じたダニー・ロバンがとっても可愛い!彼女が「スウェーデンから来たイングリット」なんて紹介されちゃうところも笑える。
ところどころに名作へのオマージュも。脚本のネタはないかと新聞を開いた脚本家が言うセリフ。「自分の自転車が盗まれたからって他の人の自転車を盗み、そこを捕まって、そのとき小さな息子も一緒だったなんて、映画になるか!」なんてね(笑。「自転車泥棒」だ!)。あと、ジャン・コクトー監督の「オルフェ」のパロディもあるらしいです。私は「オルフェ」未見なのでわかりませんでした。
ラストのオチもクスっと笑えて、これはデュヴィヴィエ監督の遊び心。お気に入りの作品となりました♪
(DVD)
by mayumi-68
| 2007-06-21 09:30
| ア行