2007年 07月 08日
「子熊物語」 |
1988年/フランス
監督/ジャン=ジャック・アノー
出演/チェッキー・カリョ
ジャック・ウォレス
ロッキー山脈の山奥を舞台に、事故により母親を亡くした子熊とハンターに撃たれ、傷を負った雄熊の交流を描いた作品。監督は「トゥー・ブラザーズ」のジャン=ジャック・アノー。
映画が始まる前に「撮影中、決して動物を傷つけてません」とのテロップが入ります。本当に?と疑いたくなるほど動物達の演技はリアルです。特に、撃たれた雄熊が傷を庇いながら走って逃げるシーン。あれ、どうやって撮影したんだろ?
あと、とにかく子熊がカワイイ!ぬいぐるみのような可愛さ。雄熊の後を追い、なんでも真似してみせるその可愛さに、さすがの雄熊も放っておけなくて、餌を取ってあげたりする。雄熊が後足でヒョイと立ち上がれば、子熊もヒョイと立ち上がる。親子のようなその姿に、思わず微笑まずにはいられない。
ただ、これは私の意見なのだけれど、子熊を擬人化する必要があったのかなあ。子熊のみる夢の内容とか・・・それは人間の勝手な想像にすぎないのだから。その部分は興ざめだった。
あと、これは「トゥー・ブラザーズ」の時も思ったのだけれど、ジャン=ジャック・アノーは人間を断罪しているようにも思える。動物側の気持ちになって「人間のバカヤロー」なんて思ってしまう。
人間と動物の共存の願いを込めた作品ですね。ラストもホッとさせられました。
(DVD)
監督/ジャン=ジャック・アノー
出演/チェッキー・カリョ
ジャック・ウォレス
ロッキー山脈の山奥を舞台に、事故により母親を亡くした子熊とハンターに撃たれ、傷を負った雄熊の交流を描いた作品。監督は「トゥー・ブラザーズ」のジャン=ジャック・アノー。
映画が始まる前に「撮影中、決して動物を傷つけてません」とのテロップが入ります。本当に?と疑いたくなるほど動物達の演技はリアルです。特に、撃たれた雄熊が傷を庇いながら走って逃げるシーン。あれ、どうやって撮影したんだろ?
あと、とにかく子熊がカワイイ!ぬいぐるみのような可愛さ。雄熊の後を追い、なんでも真似してみせるその可愛さに、さすがの雄熊も放っておけなくて、餌を取ってあげたりする。雄熊が後足でヒョイと立ち上がれば、子熊もヒョイと立ち上がる。親子のようなその姿に、思わず微笑まずにはいられない。
ただ、これは私の意見なのだけれど、子熊を擬人化する必要があったのかなあ。子熊のみる夢の内容とか・・・それは人間の勝手な想像にすぎないのだから。その部分は興ざめだった。
あと、これは「トゥー・ブラザーズ」の時も思ったのだけれど、ジャン=ジャック・アノーは人間を断罪しているようにも思える。動物側の気持ちになって「人間のバカヤロー」なんて思ってしまう。
人間と動物の共存の願いを込めた作品ですね。ラストもホッとさせられました。
(DVD)
by mayumi-68
| 2007-07-08 15:45
| カ行