2002年 03月 23日
「ムッソリーニとお茶を」 |
1998年/イタリア・アメリカ
監督/フランコ・ゼフィレッリ
出演/マギー・スミス
ジュディ・リンチ
シェール
舞台は戦前のフィレンツェ。芸術を愛するイギリスの婦人達が主人公。皆気位が高く優雅に暮らしていた。しかし、戦争の波が彼女たちの生活に影を落とす。
戦時中、とらわれの身となってもプライドを失わない彼女たちの姿は気高くもあり、ある意味事態の深刻さがわかっていない滑稽さも見える。しかし、誰もが愛する者を守ろうとしていた。イギリス人、アメリカ人、イタリア人。人種を超えて芸術を愛し、互いを尊敬する姿に、人間としての本質を見る気がした。
女優陣は豪華で、シェール、ジュディ・リンチ、マギー・スミスといった大御所がズラリ。それにしてもシェールは今一体いくつなんだ?!若い!若すぎるぞ。びっくり。
シェール演じるアメリカ女性はイギリスの婦人達に嫌われてると知りつつも、彼女たちを助けようとする。「彼女たちを尊敬しているの」と。そして、それを知ったマギー・スミス演じる元イギリス大使夫人も、彼女に手を差しのべる。「貴婦人」とはこういうことなんだなと思った。仕草や言葉遣いではない。相手を認め、尊敬しあう姿は美しいと思った。
とても良い映画でした。見て良かった。
(録画)
監督/フランコ・ゼフィレッリ
出演/マギー・スミス
ジュディ・リンチ
シェール
舞台は戦前のフィレンツェ。芸術を愛するイギリスの婦人達が主人公。皆気位が高く優雅に暮らしていた。しかし、戦争の波が彼女たちの生活に影を落とす。
戦時中、とらわれの身となってもプライドを失わない彼女たちの姿は気高くもあり、ある意味事態の深刻さがわかっていない滑稽さも見える。しかし、誰もが愛する者を守ろうとしていた。イギリス人、アメリカ人、イタリア人。人種を超えて芸術を愛し、互いを尊敬する姿に、人間としての本質を見る気がした。
女優陣は豪華で、シェール、ジュディ・リンチ、マギー・スミスといった大御所がズラリ。それにしてもシェールは今一体いくつなんだ?!若い!若すぎるぞ。びっくり。
シェール演じるアメリカ女性はイギリスの婦人達に嫌われてると知りつつも、彼女たちを助けようとする。「彼女たちを尊敬しているの」と。そして、それを知ったマギー・スミス演じる元イギリス大使夫人も、彼女に手を差しのべる。「貴婦人」とはこういうことなんだなと思った。仕草や言葉遣いではない。相手を認め、尊敬しあう姿は美しいと思った。
とても良い映画でした。見て良かった。
(録画)
by mayumi-68
| 2002-03-23 01:21
| マ行