2007年 09月 01日
「グレン・ミラー物語」 |
1954年/アメリカ
監督/アンソニー・マン
出演/ジェームズ・スチュワート
ジューン・アリソン
いい映画でした。主演のジェームズ・スチュワートは実際のグレン・ミラーにはそんなに似てないんだけれど、それでも彼を「グレン・ミラー」として観ることができる。やっぱりうまい俳優なんですよね。
自分の”音”を追い求め、スウィング・ジャズを創りあげたグレン・ミラーとその妻ヘレンの物語。この夫婦の強い絆があったからこそ、今でも聴き継がれている名曲の数々が作られたのでしょう。「ムーンライト・セレナーデ」「イン・ザ・ムード」「アメリカン・パトロール」・・・どれも聴いたことのある曲ばかりで、「へえ!これもグレン・ミラー作曲なんだ!」と気付いたり。同じく作曲家で映画化もされているコール・ポーターの楽曲はあまり知らないものが多いのと比べると、グレン・ミラーの楽曲はまだまだ生きている、という感じ。
しっかり者の奥さんヘレンを演じたジューン・アリソンがとても可愛らしいです。そんな彼女が流産をしていまうシーンは哀しいのですが、ベッドの上でも弱音を吐かず、グレンの音楽を第一に優先した彼女は妻の鑑と言うべきでしょう。
事故により、突然グレンがこの世を去ってしまうのはわかっていても悲しく、クリスマスの夜、彼からのプレゼントの”茶色の小瓶”は涙を誘います。
それでも、必要以上にお涙頂戴ものにしなかったところが、この作品の”名作”たる所以だと思います。
(DVD)
監督/アンソニー・マン
出演/ジェームズ・スチュワート
ジューン・アリソン
いい映画でした。主演のジェームズ・スチュワートは実際のグレン・ミラーにはそんなに似てないんだけれど、それでも彼を「グレン・ミラー」として観ることができる。やっぱりうまい俳優なんですよね。
自分の”音”を追い求め、スウィング・ジャズを創りあげたグレン・ミラーとその妻ヘレンの物語。この夫婦の強い絆があったからこそ、今でも聴き継がれている名曲の数々が作られたのでしょう。「ムーンライト・セレナーデ」「イン・ザ・ムード」「アメリカン・パトロール」・・・どれも聴いたことのある曲ばかりで、「へえ!これもグレン・ミラー作曲なんだ!」と気付いたり。同じく作曲家で映画化もされているコール・ポーターの楽曲はあまり知らないものが多いのと比べると、グレン・ミラーの楽曲はまだまだ生きている、という感じ。
しっかり者の奥さんヘレンを演じたジューン・アリソンがとても可愛らしいです。そんな彼女が流産をしていまうシーンは哀しいのですが、ベッドの上でも弱音を吐かず、グレンの音楽を第一に優先した彼女は妻の鑑と言うべきでしょう。
事故により、突然グレンがこの世を去ってしまうのはわかっていても悲しく、クリスマスの夜、彼からのプレゼントの”茶色の小瓶”は涙を誘います。
それでも、必要以上にお涙頂戴ものにしなかったところが、この作品の”名作”たる所以だと思います。
(DVD)
by mayumi-68
| 2007-09-01 12:30
| カ行