2008年 01月 17日
「ここに幸あり」 |
2006年/フランス、イタリア、ロシア
監督/オタール・イオセリアーニ
出演/セヴラン・ブランシェ
ミシェル・ピコリ
オタール・イオセリアーニ監督最新作
失脚し、大臣の職を追われたヴァンサンは、妻に逃げられ、元の妻にも相手にされない。鞄ひとつ抱え、生まれ故郷に戻った彼を母親や妹、そして友人達は温かく迎える・・・というストーリー。
オタール・イオセリアーニ監督の作品って初めて観たのですが、なるほど~こういう作風なのですね。ゆったりと流れる時間、日常の中に見出す小さな幸せ。何よりこの主人公のヴァンサン、職を追われたというのに悲壮感ゼロ。超マイペース。彼がどうして大臣になれたのか不思議なくらい”自由人”なのである。仲間も沢山いて、女性にモテる。ローラースケートを履き、ピアノを弾き、ギターを奏でる。この人、幸せな人だなあってつくづく思ってしまう。
ヴァンサンの母親を演じたのは名優ミシェル・ピコリ。・・・女装しているとわかっていたせいか、どうしても”意地悪ばあさん”にしか見えなかった。・・・普通の女優さんじゃダメだったのかなあ・・・。
この作品は、イオセリアーニ監督の”理想郷”でもあるんだなあ、と感じました。幸せの構図ですね。
(恵比寿ガーデンシネマ)
監督/オタール・イオセリアーニ
出演/セヴラン・ブランシェ
ミシェル・ピコリ
オタール・イオセリアーニ監督最新作
失脚し、大臣の職を追われたヴァンサンは、妻に逃げられ、元の妻にも相手にされない。鞄ひとつ抱え、生まれ故郷に戻った彼を母親や妹、そして友人達は温かく迎える・・・というストーリー。
オタール・イオセリアーニ監督の作品って初めて観たのですが、なるほど~こういう作風なのですね。ゆったりと流れる時間、日常の中に見出す小さな幸せ。何よりこの主人公のヴァンサン、職を追われたというのに悲壮感ゼロ。超マイペース。彼がどうして大臣になれたのか不思議なくらい”自由人”なのである。仲間も沢山いて、女性にモテる。ローラースケートを履き、ピアノを弾き、ギターを奏でる。この人、幸せな人だなあってつくづく思ってしまう。
ヴァンサンの母親を演じたのは名優ミシェル・ピコリ。・・・女装しているとわかっていたせいか、どうしても”意地悪ばあさん”にしか見えなかった。・・・普通の女優さんじゃダメだったのかなあ・・・。
この作品は、イオセリアーニ監督の”理想郷”でもあるんだなあ、と感じました。幸せの構図ですね。
(恵比寿ガーデンシネマ)
by mayumi-68
| 2008-01-17 19:15
| カ行