2008年 02月 15日
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」 |
2007年/アメリカ
監督/ティム・バートン
出演/ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アラン・リックマン
ティム・バートンとジョニー・デップの名コンビ作品。「スリーピー・ホロウ」がジョニー作品の中で一番のお気に入りの私としては、この作品は期待大でした。
悪徳判事によって無実の罪にされ、美しい妻を奪われてしまった男がロンドンに帰ってくる。彼は「スウィーニー・トッド」と名を変え、復讐を誓う。次々に人を殺していく彼だが、その死体は家主の夫人が人肉パイとして売っていた・・・というお話。
ん~正直、ちょっと微妙かな。なんといっても殺しのシーンが痛そうで!自分の首がなんだか痛くなってしまった。ちょっとグロすぎるなあ。「スリーピー・ホロウ」の生首ゴロ~ンは平気だったんだけど・・・あれは一瞬で、観ていてあまり痛みを伴わないからかなあ。あと、ジョニー演じるトッドにあまり感情移入できないからかな。罪のない人にまで手をかけるのはどうも・・・だから「悪魔」なのかもしれないけれど。
あと、ミュージカルがねえ・・・。もともとはブロードウェイの舞台ものだけれど、やはり、歌の導入部に唐突感は否めない。私はミュージカル映画が大好きだから、あえて言わせてもらえば、良質のミュージカル作品は、歌や踊りに入るストーリーの流れは本当に自然。「雨に唄えば」でジーン・ケリーが雨中、恋の歓びを唄い踊るシーン。あれはあのストーリーの中で、実に自然な流れなんだよね。でも、この「スウィーニー・トッド」は冒頭の船の上での歌のシーンから、違和感を覚えた。むしろ、この作品はミュージカルにしない方が良かったのでは?と思う。
でも、面白いシーンもあり。トッドが夫人と道行く人を見て、人肉パイの想像をするシーンと、夫人が幸せな生活を夢見るシーン。幸せそうな夫人の隣りで、無表情なトッドの顔がツボ。
それにしても・・・う~ん、楽しみにしていた作品のわりには私の中ではあまり評価の高くない作品ですね。
(新宿ミラノ)
監督/ティム・バートン
出演/ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アラン・リックマン
ティム・バートンとジョニー・デップの名コンビ作品。「スリーピー・ホロウ」がジョニー作品の中で一番のお気に入りの私としては、この作品は期待大でした。
悪徳判事によって無実の罪にされ、美しい妻を奪われてしまった男がロンドンに帰ってくる。彼は「スウィーニー・トッド」と名を変え、復讐を誓う。次々に人を殺していく彼だが、その死体は家主の夫人が人肉パイとして売っていた・・・というお話。
ん~正直、ちょっと微妙かな。なんといっても殺しのシーンが痛そうで!自分の首がなんだか痛くなってしまった。ちょっとグロすぎるなあ。「スリーピー・ホロウ」の生首ゴロ~ンは平気だったんだけど・・・あれは一瞬で、観ていてあまり痛みを伴わないからかなあ。あと、ジョニー演じるトッドにあまり感情移入できないからかな。罪のない人にまで手をかけるのはどうも・・・だから「悪魔」なのかもしれないけれど。
あと、ミュージカルがねえ・・・。もともとはブロードウェイの舞台ものだけれど、やはり、歌の導入部に唐突感は否めない。私はミュージカル映画が大好きだから、あえて言わせてもらえば、良質のミュージカル作品は、歌や踊りに入るストーリーの流れは本当に自然。「雨に唄えば」でジーン・ケリーが雨中、恋の歓びを唄い踊るシーン。あれはあのストーリーの中で、実に自然な流れなんだよね。でも、この「スウィーニー・トッド」は冒頭の船の上での歌のシーンから、違和感を覚えた。むしろ、この作品はミュージカルにしない方が良かったのでは?と思う。
でも、面白いシーンもあり。トッドが夫人と道行く人を見て、人肉パイの想像をするシーンと、夫人が幸せな生活を夢見るシーン。幸せそうな夫人の隣りで、無表情なトッドの顔がツボ。
それにしても・・・う~ん、楽しみにしていた作品のわりには私の中ではあまり評価の高くない作品ですね。
(新宿ミラノ)
by mayumi-68
| 2008-02-15 19:15
| サ行