2008年 02月 28日
「アメリカン・ギャングスター」 |
2007年/アメリカ
監督/リドリー・スコット
出演/デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ
大好きなリドリー・スコットとラッセル・クロウのコンビ。今作にはそこにオスカー俳優デンゼル・ワシントンも加わり、なんとも豪華な顔合わせとなりました。
1970年代のニューヨーク。ベトナム戦争の混乱に乗じて高純度の麻薬を輸入し、安く売りさばいたギャングのフランクはたちまち大金持ちになる。一方、正義感が強く、不正を絶対に許さない麻薬捜査官のリッチーは徐々に彼へと迫っていく・・・というストーリー。
実話を元にしたストーリーなのですが、ギャングのフランクより賄賂を要求したりする刑事たちの方が腹立たしかったですね。特に犬を殺した奴!お前なんかギャング以下だ!地獄に落ちろ!(結局彼はラストでその報いを受けてますが・・・)こんな腐った奴らが実際、ニューヨーク市警の3分の2も存在したなんて、信じられない。
ラッセル・クロウは「L.A.コンフィデンシャル」を思い出させるような捜査官役。私生活ではだらしないけれど、仕事には真摯なリッチーを好演。融通が利かなくて、周りからは煙たがれるけれど、彼のような人こそ必要なのだと改めて思った。昔も、今も。
デンゼル・ワシントンはギャングには見えない。ビジネスマンのよう。でもきっとフランクという人がそのような人物だったのだろう。自分は麻薬に溺れず、ビジネスに徹する・・・でも周りの人間は彼のようにはいかなかったけれどね。
好きなシーンは、リッチーが麻薬製造の現場に踏み込むところ。ここはさすがリドリー・スコット!と拍手を送りたくなる臨場感!あとは、リッチーとフランクが対峙するシーン。殺すと脅すフランクに「俺を殺したい奴は沢山いる。列に並べ」と返すリッチーはカッコイイ!
男臭い映画。でもこういうのすごく好き。2時間37分があっという間でした。話の決着のつけ方も正当で、実に私好みでした。
・・・余談ですが、死体置き場の担当官としてノーマン・リーダスが出ていたのには驚きました。なんであんなチョイ役・・・(涙)。
(TOHOシネマズ ららぽーと横浜)
監督/リドリー・スコット
出演/デンゼル・ワシントン
ラッセル・クロウ
大好きなリドリー・スコットとラッセル・クロウのコンビ。今作にはそこにオスカー俳優デンゼル・ワシントンも加わり、なんとも豪華な顔合わせとなりました。
1970年代のニューヨーク。ベトナム戦争の混乱に乗じて高純度の麻薬を輸入し、安く売りさばいたギャングのフランクはたちまち大金持ちになる。一方、正義感が強く、不正を絶対に許さない麻薬捜査官のリッチーは徐々に彼へと迫っていく・・・というストーリー。
実話を元にしたストーリーなのですが、ギャングのフランクより賄賂を要求したりする刑事たちの方が腹立たしかったですね。特に犬を殺した奴!お前なんかギャング以下だ!地獄に落ちろ!(結局彼はラストでその報いを受けてますが・・・)こんな腐った奴らが実際、ニューヨーク市警の3分の2も存在したなんて、信じられない。
ラッセル・クロウは「L.A.コンフィデンシャル」を思い出させるような捜査官役。私生活ではだらしないけれど、仕事には真摯なリッチーを好演。融通が利かなくて、周りからは煙たがれるけれど、彼のような人こそ必要なのだと改めて思った。昔も、今も。
デンゼル・ワシントンはギャングには見えない。ビジネスマンのよう。でもきっとフランクという人がそのような人物だったのだろう。自分は麻薬に溺れず、ビジネスに徹する・・・でも周りの人間は彼のようにはいかなかったけれどね。
好きなシーンは、リッチーが麻薬製造の現場に踏み込むところ。ここはさすがリドリー・スコット!と拍手を送りたくなる臨場感!あとは、リッチーとフランクが対峙するシーン。殺すと脅すフランクに「俺を殺したい奴は沢山いる。列に並べ」と返すリッチーはカッコイイ!
男臭い映画。でもこういうのすごく好き。2時間37分があっという間でした。話の決着のつけ方も正当で、実に私好みでした。
・・・余談ですが、死体置き場の担当官としてノーマン・リーダスが出ていたのには驚きました。なんであんなチョイ役・・・(涙)。
(TOHOシネマズ ららぽーと横浜)
by mayumi-68
| 2008-02-28 14:30
| ア行