2008年 03月 20日
「外套と短剣」 |
1946年/アメリカ
監督/フリッツ・ラング
出演/ゲイリー・クーパー
リリー・パーマー
ゲイリー・クーパー主演作。すっご~く観たかった作品。ようやく観ることができました。
第二次世界大戦末期。アメリカの物理学者アンドリュー・ウィルソン(ゲイリー・クーパー)は、政府の友人の依頼を受け、ドイツの原子力兵器開発を探るためにスパイとしてヨーロッパへ渡る。しかし、ハンガリーから誘拐されてきた科学者カテリナは逃げようとして殺され、もう一人のイタリア人科学者ポルダは娘マリアを人質に取られ、監禁の身となっていた。アンドリューはパルチザンに協力を求め、そのうちの一人、ジーナと恋に落ちるが・・・というストーリー。
クーパー主演、しかもフリッツ・ラング監督なのにDVD化されておらず、この作品の知名度の低さは何故~?と思っていたのですが、観て納得しました。結局のところ、二人の良さを出し切れていないのです。クーパーはスパイなんて役より、ヒッチコック作品に多数ある主人公巻き込まれ型の方が合ってるし(だから「海外特派員」に出るべきだったのよ!)、フリッツ・ラングはゲイリー・クーパーという大スターの持つパーソナリティに押されてしまって、本来のスリラー色を出し切れていないのだ。アンドリューとジーナの恋愛模様なんていらなかったと思うし。
それでも!やはりクーパーファンとしてはこういう彼も珍しいので、観て損はありませんでした。丁度男盛りの渋い時だし。彼が黒猫を抱っこするシーンなんて「猫になりたい・・・」なんて思ってしまいましたよ(笑。我ながらアホだ)
ただねえ・・・やっぱりヒッチコック作品に出るべきだったと思うわよ・・・。クーパーはワイルダー、ワイラー、デミル等々、有名監督と次々と作品を撮ったけれど、フォードとヒッチコック、この二人との作品がないのは悔やまれるなあ・・・。
(VIDEO)
監督/フリッツ・ラング
出演/ゲイリー・クーパー
リリー・パーマー
ゲイリー・クーパー主演作。すっご~く観たかった作品。ようやく観ることができました。
第二次世界大戦末期。アメリカの物理学者アンドリュー・ウィルソン(ゲイリー・クーパー)は、政府の友人の依頼を受け、ドイツの原子力兵器開発を探るためにスパイとしてヨーロッパへ渡る。しかし、ハンガリーから誘拐されてきた科学者カテリナは逃げようとして殺され、もう一人のイタリア人科学者ポルダは娘マリアを人質に取られ、監禁の身となっていた。アンドリューはパルチザンに協力を求め、そのうちの一人、ジーナと恋に落ちるが・・・というストーリー。
クーパー主演、しかもフリッツ・ラング監督なのにDVD化されておらず、この作品の知名度の低さは何故~?と思っていたのですが、観て納得しました。結局のところ、二人の良さを出し切れていないのです。クーパーはスパイなんて役より、ヒッチコック作品に多数ある主人公巻き込まれ型の方が合ってるし(だから「海外特派員」に出るべきだったのよ!)、フリッツ・ラングはゲイリー・クーパーという大スターの持つパーソナリティに押されてしまって、本来のスリラー色を出し切れていないのだ。アンドリューとジーナの恋愛模様なんていらなかったと思うし。
それでも!やはりクーパーファンとしてはこういう彼も珍しいので、観て損はありませんでした。丁度男盛りの渋い時だし。彼が黒猫を抱っこするシーンなんて「猫になりたい・・・」なんて思ってしまいましたよ(笑。我ながらアホだ)
ただねえ・・・やっぱりヒッチコック作品に出るべきだったと思うわよ・・・。クーパーはワイルダー、ワイラー、デミル等々、有名監督と次々と作品を撮ったけれど、フォードとヒッチコック、この二人との作品がないのは悔やまれるなあ・・・。
(VIDEO)
by mayumi-68
| 2008-03-20 13:30
| カ行