2008年 03月 22日
「化石の森」 |
1936年/アメリカ
監督/アーチー・L・メイヨ
出演/レスリー・ハワード
ベティ・デイビス
ハンフリー・ボガート
レスリー・ハワード、ベティ・デイビス主演(「痴人の愛」コンビですね)。ハンフリー・ボガートが悪役として登場し、見事な存在感を醸し出してます。
作家のアラン・スクワイアーは人生を憂い、放浪の旅に出た。その途中、彼はアリゾナの沙漠・化石の森と呼ばれる土地の近くでサービスステーションに立ち寄る。そこで出会った美しい娘ガブリエルと心を通わせるが、彼はすぐに旅立つ。しかし途中、彼の乗った車がギャングの一味に奪われ、彼らがガブリエルがいるサービスステーションの方に向かったのを見てアランは後を追う・・・というストーリー。
なんとも不思議なお話でした。ギャング達にサービスステーションに監禁された面々は、怯えることもなく酒盛りをして、自分達のことばかり話してるんだから。緊迫感ゼロ。特にレスリー・ハワード演じるアランが、飄々としていて掴み所がない。そもそもレスリー・ハワードという人が、40歳を過ぎてるとは思えないぐらいに若く、夢を見ているような目つきなのだ。世捨て人アランにピッタリとも言える。
でもなんといってもギャングを演じたハンフリー・ボガートでしょう!素晴らしい、圧倒的な存在感。まだ彼がブレイクする前です。何でもこの役は別の俳優が最初はキャスティングされていたけれど、舞台でも組んでいたレスリーが強くボガートを推したんだとか(彼を出さないなら自分も出ない!とまで言ったらしい)。ボガートはそのことに対し深く感謝していて、子供が生まれたとき、「レスリー・ハワード・ボガート」と名付けたんだとか。いい話ですね。
(DVD)
監督/アーチー・L・メイヨ
出演/レスリー・ハワード
ベティ・デイビス
ハンフリー・ボガート
レスリー・ハワード、ベティ・デイビス主演(「痴人の愛」コンビですね)。ハンフリー・ボガートが悪役として登場し、見事な存在感を醸し出してます。
作家のアラン・スクワイアーは人生を憂い、放浪の旅に出た。その途中、彼はアリゾナの沙漠・化石の森と呼ばれる土地の近くでサービスステーションに立ち寄る。そこで出会った美しい娘ガブリエルと心を通わせるが、彼はすぐに旅立つ。しかし途中、彼の乗った車がギャングの一味に奪われ、彼らがガブリエルがいるサービスステーションの方に向かったのを見てアランは後を追う・・・というストーリー。
なんとも不思議なお話でした。ギャング達にサービスステーションに監禁された面々は、怯えることもなく酒盛りをして、自分達のことばかり話してるんだから。緊迫感ゼロ。特にレスリー・ハワード演じるアランが、飄々としていて掴み所がない。そもそもレスリー・ハワードという人が、40歳を過ぎてるとは思えないぐらいに若く、夢を見ているような目つきなのだ。世捨て人アランにピッタリとも言える。
でもなんといってもギャングを演じたハンフリー・ボガートでしょう!素晴らしい、圧倒的な存在感。まだ彼がブレイクする前です。何でもこの役は別の俳優が最初はキャスティングされていたけれど、舞台でも組んでいたレスリーが強くボガートを推したんだとか(彼を出さないなら自分も出ない!とまで言ったらしい)。ボガートはそのことに対し深く感謝していて、子供が生まれたとき、「レスリー・ハワード・ボガート」と名付けたんだとか。いい話ですね。
(DVD)
by mayumi-68
| 2008-03-22 14:30
| カ行