2003年 11月 09日
「グッバイ、レーニン!」 |
2003年/ドイツ
監督/ヴォルフガング・ベッカー
出演/ダニエル・ブリュール
ベルリン国際映画祭で最優秀ヨーロッパ映画賞、ドイツ・アカデミー賞9部門を受賞し歴代興行記録を更新した作品。
舞台は東ベルリン。ベルリンの壁崩壊直前に主人公アレックスの母は心臓発作で倒れ昏睡状態に。8ヵ月後に奇跡的に目覚めるが、その間に壁は崩壊し世の中は激変。些細なショックも命にかかわる母のため、彼は社会の変化や壁の崩壊すら隠そうと奮闘するお話。
この作品、面白かった~!笑えるところもあるし、ジーンとくるところもある。傍から見ると、アレックスの行動は滑稽にさえ思えるのだけれど、彼自身は母親の命がかかっているから必至。母親に対する愛情の表れなのだ。
壁の崩壊によって、西と東の格差の大きさが描かれている。実際にドイツの人達はこれを経験したわけで、皆、この作品をどんな想いで観たのだろうか。考えてみると、東西が統一されて、まだ十数年しかたってないのよね。時の流れ、時代の変化って早いなあ・・・としみじみ思ってしまった。
ちなみに、この年、W杯でドイツが優勝してるんだけれど、そのシーンも織り込まれている。フェラーとかマテウスの映像もある。あの頃のドイツは本当に強かった・・・。(←過去形かよ)
心が温かくなる、とても良い映画でした。ストーリー展開のテンポも良いし、飽きずに楽しく観れる作品です。
(東京国際映画祭 シアターコクーン)
監督/ヴォルフガング・ベッカー
出演/ダニエル・ブリュール
ベルリン国際映画祭で最優秀ヨーロッパ映画賞、ドイツ・アカデミー賞9部門を受賞し歴代興行記録を更新した作品。
舞台は東ベルリン。ベルリンの壁崩壊直前に主人公アレックスの母は心臓発作で倒れ昏睡状態に。8ヵ月後に奇跡的に目覚めるが、その間に壁は崩壊し世の中は激変。些細なショックも命にかかわる母のため、彼は社会の変化や壁の崩壊すら隠そうと奮闘するお話。
この作品、面白かった~!笑えるところもあるし、ジーンとくるところもある。傍から見ると、アレックスの行動は滑稽にさえ思えるのだけれど、彼自身は母親の命がかかっているから必至。母親に対する愛情の表れなのだ。
壁の崩壊によって、西と東の格差の大きさが描かれている。実際にドイツの人達はこれを経験したわけで、皆、この作品をどんな想いで観たのだろうか。考えてみると、東西が統一されて、まだ十数年しかたってないのよね。時の流れ、時代の変化って早いなあ・・・としみじみ思ってしまった。
ちなみに、この年、W杯でドイツが優勝してるんだけれど、そのシーンも織り込まれている。フェラーとかマテウスの映像もある。あの頃のドイツは本当に強かった・・・。(←過去形かよ)
心が温かくなる、とても良い映画でした。ストーリー展開のテンポも良いし、飽きずに楽しく観れる作品です。
(東京国際映画祭 シアターコクーン)
by mayumi-68
| 2003-11-09 02:12
| カ行