2004年 02月 12日
「クイール」 |
2004年/日本
監督/崔洋一
出演/小林薫
椎名桔平
号泣しました。
そもそも、動物もの・・・特に犬が関係するものにはすごく弱いので、この映画を観る前から泣くだろうな、と思っていた。途中、ウルウルしたけれど、なんとか堪えることができたんだけれど・・・ラストはもうダメ。クイールの最期の場面に、1年半前に亡くなった愛犬の姿が重なり、号泣。ええ。肩震わせて泣きましたよ。(←物語の本筋ではなく、自分の個人的経験で号泣)。
盲導犬は、目の見えない人のためになくてはならない存在。それはよ~くわかってる。でも、時々、盲導犬って可哀相だな~って思うときがある。それは、1人の飼い主と一生を過ごせないから。犬という動物は、本当に人間に忠実で、無償の愛を注いでくれる。飼い主を忘れるなんてこと、絶対にない。だから、人との別れを3度も経験したクイールが可哀相でしょうがなかった。たとえ、多くの人に愛されても、1人との絶対的な絆の方が大事じゃない?クイールにとって、その絶対的な1人は、目の見えないパートナー、渡辺さんだったのに・・・。
犬には死の概念がないという。だから、クイールは年をとっても、心のどこかで渡辺さんのことを待っていたんじゃないだろうか。いつか迎えに来てくれると思ってたんじゃないだろうか。
犬は、天国に行く前に虹の橋を渡るという。虹の橋の手前にある花畑で他の犬達と遊びながら、たった一人の飼い主を待っているという話がある。きっと、クイールの場合は逆で、渡辺さんが虹の橋の手前でクイールを待っていてくれるんじゃないだろうか。そう願わずにいられなかった。
(試写会 ヤクルトホール)
監督/崔洋一
出演/小林薫
椎名桔平
号泣しました。
そもそも、動物もの・・・特に犬が関係するものにはすごく弱いので、この映画を観る前から泣くだろうな、と思っていた。途中、ウルウルしたけれど、なんとか堪えることができたんだけれど・・・ラストはもうダメ。クイールの最期の場面に、1年半前に亡くなった愛犬の姿が重なり、号泣。ええ。肩震わせて泣きましたよ。(←物語の本筋ではなく、自分の個人的経験で号泣)。
盲導犬は、目の見えない人のためになくてはならない存在。それはよ~くわかってる。でも、時々、盲導犬って可哀相だな~って思うときがある。それは、1人の飼い主と一生を過ごせないから。犬という動物は、本当に人間に忠実で、無償の愛を注いでくれる。飼い主を忘れるなんてこと、絶対にない。だから、人との別れを3度も経験したクイールが可哀相でしょうがなかった。たとえ、多くの人に愛されても、1人との絶対的な絆の方が大事じゃない?クイールにとって、その絶対的な1人は、目の見えないパートナー、渡辺さんだったのに・・・。
犬には死の概念がないという。だから、クイールは年をとっても、心のどこかで渡辺さんのことを待っていたんじゃないだろうか。いつか迎えに来てくれると思ってたんじゃないだろうか。
犬は、天国に行く前に虹の橋を渡るという。虹の橋の手前にある花畑で他の犬達と遊びながら、たった一人の飼い主を待っているという話がある。きっと、クイールの場合は逆で、渡辺さんが虹の橋の手前でクイールを待っていてくれるんじゃないだろうか。そう願わずにいられなかった。
(試写会 ヤクルトホール)
by mayumi-68
| 2004-02-12 18:54
| カ行