2008年 05月 07日
「最高の人生の見つけ方」 |
2007年/アメリカ
監督/ロブ・ライナー
出演/ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン
ショーン・ヘイズ
「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督、主演はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。この顔ぶれだけで、この作品の面白さ・安定感は約束されたようなものです。
実直な自動車整備工のカーターはガンを宣告され、病院に入院する。同室になったのは病院のオーナーでもあり金持ちのエドワード。性格も境遇も正反対の二人だが、次第に言葉を交わすようになり、仲良くなっていく。しかし、そんな二人に余命半年という命の期限が言い渡される。二人は残された時間を有意義に生きるため、やりたいことリスト-棺桶リスト-に希望を書き込み、生涯最後の旅に出る・・・というストーリー。
これ、私の大好きなドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」に設定がそっくりなんですけど!まああれは「天国では海の話をするんだ。だから海を見ておかないと」って旅に出るお話でしたが・・・。あれも余命いくばくもない二人が旅に出て先々でやりたかったことをやるお話でした。この「最高の人生の見つけ方」(それにしても邦題チープ。来日したニコルソンにダメ出しくらってたな)は、本当にソックリ!もしやパクリ?っていうか脚本家、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を観ていないとは言わせないぞ!
・・・とまあ、パクリ疑惑がありながらも、この作品は素晴らしいのですが。やはり主演二人がすごくうまいんですよ。安心して観ていられる演技。特に余命を宣告された時のニコルソンの表情。カーターにクルリと背中を向けて、絶望、悲しみ・・・現状を受け止めようとしている表情が、観ていて胸が締め付けられるほど素晴らしかった。
ただ、この作品、決してじめじめしていない。むしろコメディ。エドワードと秘書のトーマスのかけあいなんておかしいぐらい。残りの6ヶ月を精一杯生きるカーターとエドワードの姿は清々しく見えるのだ。
人はいつか必ず死ぬ。永遠の眠りにつく時に自分の人生は最高だったと振り返れたらとても幸せ。そのために誠実に生きていかないとね。
(試写会 ニッショーホール)
監督/ロブ・ライナー
出演/ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン
ショーン・ヘイズ
「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督、主演はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。この顔ぶれだけで、この作品の面白さ・安定感は約束されたようなものです。
実直な自動車整備工のカーターはガンを宣告され、病院に入院する。同室になったのは病院のオーナーでもあり金持ちのエドワード。性格も境遇も正反対の二人だが、次第に言葉を交わすようになり、仲良くなっていく。しかし、そんな二人に余命半年という命の期限が言い渡される。二人は残された時間を有意義に生きるため、やりたいことリスト-棺桶リスト-に希望を書き込み、生涯最後の旅に出る・・・というストーリー。
これ、私の大好きなドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」に設定がそっくりなんですけど!まああれは「天国では海の話をするんだ。だから海を見ておかないと」って旅に出るお話でしたが・・・。あれも余命いくばくもない二人が旅に出て先々でやりたかったことをやるお話でした。この「最高の人生の見つけ方」(それにしても邦題チープ。来日したニコルソンにダメ出しくらってたな)は、本当にソックリ!もしやパクリ?っていうか脚本家、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を観ていないとは言わせないぞ!
・・・とまあ、パクリ疑惑がありながらも、この作品は素晴らしいのですが。やはり主演二人がすごくうまいんですよ。安心して観ていられる演技。特に余命を宣告された時のニコルソンの表情。カーターにクルリと背中を向けて、絶望、悲しみ・・・現状を受け止めようとしている表情が、観ていて胸が締め付けられるほど素晴らしかった。
ただ、この作品、決してじめじめしていない。むしろコメディ。エドワードと秘書のトーマスのかけあいなんておかしいぐらい。残りの6ヶ月を精一杯生きるカーターとエドワードの姿は清々しく見えるのだ。
人はいつか必ず死ぬ。永遠の眠りにつく時に自分の人生は最高だったと振り返れたらとても幸せ。そのために誠実に生きていかないとね。
(試写会 ニッショーホール)
by mayumi-68
| 2008-05-07 18:30
| サ行