2004年 03月 29日
「道」 |
1954年/イタリア
監督/フェデリコ・フェリーニ
出演/アンソニー・クイン
ジュリエッタ・マシーナ
観ていて胸が痛くてどうしようもなかった作品。あまりの痛みに途中から涙があふれて止まらなかった。
白痴のジェルソミーナに、彼女を買ったザンパノ。ザンパノはどうしようもない極悪人だけれど、ジェルソミーナは彼に無償の愛を注ぐ。
自分は何の役にも立たないと、ジェルソミーナが泣くと、サーカスの男性が「意味のないものなんてないんだ」と励ましてくれる。この言葉はとても真実だと思った。
とんでもない悲劇が起こり、ジェルソミーナの心はひどく傷つく。この事件以降のジェルソミーナの姿が痛々しくて辛い。
ラスト、彼女の死を聞いてザンパノは体を震わせて号泣する。大切なものを失ったと知ったのだ。でも、遅すぎた。
その結末はとても悲しいのだけれど、でも、この作品は根底に愛が流れている。そう思わずにはいられなかった。
(VIDEO)
監督/フェデリコ・フェリーニ
出演/アンソニー・クイン
ジュリエッタ・マシーナ
観ていて胸が痛くてどうしようもなかった作品。あまりの痛みに途中から涙があふれて止まらなかった。
白痴のジェルソミーナに、彼女を買ったザンパノ。ザンパノはどうしようもない極悪人だけれど、ジェルソミーナは彼に無償の愛を注ぐ。
自分は何の役にも立たないと、ジェルソミーナが泣くと、サーカスの男性が「意味のないものなんてないんだ」と励ましてくれる。この言葉はとても真実だと思った。
とんでもない悲劇が起こり、ジェルソミーナの心はひどく傷つく。この事件以降のジェルソミーナの姿が痛々しくて辛い。
ラスト、彼女の死を聞いてザンパノは体を震わせて号泣する。大切なものを失ったと知ったのだ。でも、遅すぎた。
その結末はとても悲しいのだけれど、でも、この作品は根底に愛が流れている。そう思わずにはいられなかった。
(VIDEO)
by mayumi-68
| 2004-03-29 19:30
| マ行