2008年 06月 22日
「西部の顔役」 |
1942年/アメリカ
監督/ウィリアム・マクガン
出演/ジョン・ウェイン
ビニー・バーンズ
アルバート・デッカー
今作のジョン・ウェインは西部の男ではない。東部から来た男だ。しかも職業は薬屋さん。力は強く、銃の腕前も一流だが、基本的に紳士で争いは好まない。ジョン・ウェインが演じてきた中では非常に珍しい役どころ。上品でハンサム。こんな彼は新鮮でもある。
西部の町サクラメントにやって来たトム。彼は町の顔役ブリットの婚約者レイシーと知り合い、彼女と共同経営者という形で薬局を開店する。レイシーがトムに惹かれていると気付いたブリットはトムにことごとく嫌がらせをする。トムは東部からやって来た娘に恋をするが、レイシーはそんな彼を見て動揺する。そんな時、ゴールドラッシュが起こり、街は沸きかえるが、伝染病が蔓延する・・・というストーリー。
これ、面白かったです。ジョン・ウェイン演じるトムより、ビニー・バーンズ演じるレイシーが良いのです。最初はお高くてイヤな女・・・と思っていたけれど、トムのことが好きになり、でも気持ちは伝わらない、という彼女の想いが切なくて。しかもトムはとんでもない性悪女にメロメロになるし。なんて女を見る目がない奴!と思うのだけれど、最後にようやく目が覚めてレイシーとハッピーエンド、というラストは観ていてすっきりする。
ブリットも悪い奴ではあるけれど、レイシーに対する想いは本物で彼女を気遣うあまりに弟に撃たれてしまうところなどは同情を誘う。
ブリットとトムの酒場での大喧嘩や薬を積んだ馬車が悪者達に襲われるシーンなど、アクションも満載で大いに楽しめました。
ちなみに余談ですが、ウェインの父親は薬局を営んでいたこともあるんですよね。この役をウェインがどんな気持ちで演じたか、気になるところではありますね。
(VIDEO)
監督/ウィリアム・マクガン
出演/ジョン・ウェイン
ビニー・バーンズ
アルバート・デッカー
今作のジョン・ウェインは西部の男ではない。東部から来た男だ。しかも職業は薬屋さん。力は強く、銃の腕前も一流だが、基本的に紳士で争いは好まない。ジョン・ウェインが演じてきた中では非常に珍しい役どころ。上品でハンサム。こんな彼は新鮮でもある。
西部の町サクラメントにやって来たトム。彼は町の顔役ブリットの婚約者レイシーと知り合い、彼女と共同経営者という形で薬局を開店する。レイシーがトムに惹かれていると気付いたブリットはトムにことごとく嫌がらせをする。トムは東部からやって来た娘に恋をするが、レイシーはそんな彼を見て動揺する。そんな時、ゴールドラッシュが起こり、街は沸きかえるが、伝染病が蔓延する・・・というストーリー。
これ、面白かったです。ジョン・ウェイン演じるトムより、ビニー・バーンズ演じるレイシーが良いのです。最初はお高くてイヤな女・・・と思っていたけれど、トムのことが好きになり、でも気持ちは伝わらない、という彼女の想いが切なくて。しかもトムはとんでもない性悪女にメロメロになるし。なんて女を見る目がない奴!と思うのだけれど、最後にようやく目が覚めてレイシーとハッピーエンド、というラストは観ていてすっきりする。
ブリットも悪い奴ではあるけれど、レイシーに対する想いは本物で彼女を気遣うあまりに弟に撃たれてしまうところなどは同情を誘う。
ブリットとトムの酒場での大喧嘩や薬を積んだ馬車が悪者達に襲われるシーンなど、アクションも満載で大いに楽しめました。
ちなみに余談ですが、ウェインの父親は薬局を営んでいたこともあるんですよね。この役をウェインがどんな気持ちで演じたか、気になるところではありますね。
(VIDEO)
by mayumi-68
| 2008-06-22 13:00
| サ行