2008年 07月 05日
「マクリントック」 |
1963年/アメリカ
監督/アンドリュー・V・マクラグレン
出演/ジョン・ウェイン
モーリン・オハラ
パトリック・ウェイン
牧場主マクリントックは町全体の大地主。誰もが彼に敬意を払う。しかし、東部から別居中の妻キャサリンが戻ってきたことで、彼の周囲は俄然騒がしくなる・・・というストーリー。
結構面白かったですね。ただし、それまでに何本か彼の作品を観ている場合ですけれど。この作品は喜劇ですが、ジョン・ウェイン映画にはお決まりの延々と続く敵味方入り乱れての殴り合いや(この殴り合い、ウェイン映画には本当によくある!)、「静かなる男」を思い出すような妻を追いかけて行って町の皆がその様子を見物というシーンがあるからです。彼の映画を見慣れている人ならば、「ああ、またやってる」と思わず笑ってしまうのです。
キャサリンを演じたのはジョン・ウェインの相手役を一番多く務めた女優モーリン・オハラ。もうこの作品ではちょっと年を取っていますが、でもやっぱり美しい。気の強い役が似合う人です。ウェインとの息もピッタリだしね。でも、ラストの追いかけられるシーン・・・あんな格好で。よくやったなあ・・・と感心してしまいます。
この作品は西部劇というより男と女の愛憎を描いた作品。母を非難する娘に父が語る本当の母の姿。その語り口には愛情がこもっていました。
ウェイン映画らしい喜劇でしたね。私は好きです。
(DVD)
監督/アンドリュー・V・マクラグレン
出演/ジョン・ウェイン
モーリン・オハラ
パトリック・ウェイン
牧場主マクリントックは町全体の大地主。誰もが彼に敬意を払う。しかし、東部から別居中の妻キャサリンが戻ってきたことで、彼の周囲は俄然騒がしくなる・・・というストーリー。
結構面白かったですね。ただし、それまでに何本か彼の作品を観ている場合ですけれど。この作品は喜劇ですが、ジョン・ウェイン映画にはお決まりの延々と続く敵味方入り乱れての殴り合いや(この殴り合い、ウェイン映画には本当によくある!)、「静かなる男」を思い出すような妻を追いかけて行って町の皆がその様子を見物というシーンがあるからです。彼の映画を見慣れている人ならば、「ああ、またやってる」と思わず笑ってしまうのです。
キャサリンを演じたのはジョン・ウェインの相手役を一番多く務めた女優モーリン・オハラ。もうこの作品ではちょっと年を取っていますが、でもやっぱり美しい。気の強い役が似合う人です。ウェインとの息もピッタリだしね。でも、ラストの追いかけられるシーン・・・あんな格好で。よくやったなあ・・・と感心してしまいます。
この作品は西部劇というより男と女の愛憎を描いた作品。母を非難する娘に父が語る本当の母の姿。その語り口には愛情がこもっていました。
ウェイン映画らしい喜劇でしたね。私は好きです。
(DVD)
by mayumi-68
| 2008-07-05 11:30
| マ行