2008年 08月 11日
「赤い風船」 |
1956年/フランス
監督/アルベール・ラモリス
出演/パスカル・ラモリス
サビーヌ・ラモリス
ジョルジュ・セリエ
映画評論家・双葉十三郎氏の著書「外国映画 ぼくの500本」でこの作品を知って以来、ずっと観たかった作品。ソフト化されていないし半ば諦めかけていたのですが、今回公開されることを知って狂喜乱舞!あまりにも嬉しかったので「赤い風船」応援団キャンペーンにも参加しちゃいました!プログラムに名前が載っております。記念に買いました。・・・劇場側の思うツボですね(笑)。
ある朝、街灯に引っかかっていた赤い風船を手に入れたパスカル少年。それは不思議な風船で、少年のいたるところについて来る。風船と友達になったパスカル少年は嬉しくて仕方ないのだが、いたずらっ子達はその風船を手に入れようとする・・・。
本当に可愛らしいストーリー!赤い風船はまるで生きているようで、素晴らしいアイデアと撮影技術に感心することしきり。いたずらっ子達にいじめられているパスカル少年が必死に風船に向って「逃げろ」と叫ぶけれど、少年のことを心配してか、風船はそこから動かない。ついに石が当たって風船はしぼんでしまうのだけれど、悲しむ少年を慰めるように、いたる所から色とりどりの風船が集まってくる。その美しく、ファンタジックな光景と言ったら!拍手を贈りたくなりました。
パスカル少年を演じていたのは監督の息子であるパスカル・ラモリス。彼はラストシーンについて「本当に空を飛んだの?」という問いに「企業秘密(笑)。映画とはマジック、エモーションを与えるものですからね。それを台無しにしてしまうようなことは知らない方がよいでしょう?」と答えている。そう。そうなんですよね。全てを知る必要なんてない。この美しい世界に身を委ねればいいのだから。
(シネスイッチ銀座)
監督/アルベール・ラモリス
出演/パスカル・ラモリス
サビーヌ・ラモリス
ジョルジュ・セリエ
映画評論家・双葉十三郎氏の著書「外国映画 ぼくの500本」でこの作品を知って以来、ずっと観たかった作品。ソフト化されていないし半ば諦めかけていたのですが、今回公開されることを知って狂喜乱舞!あまりにも嬉しかったので「赤い風船」応援団キャンペーンにも参加しちゃいました!プログラムに名前が載っております。記念に買いました。・・・劇場側の思うツボですね(笑)。
ある朝、街灯に引っかかっていた赤い風船を手に入れたパスカル少年。それは不思議な風船で、少年のいたるところについて来る。風船と友達になったパスカル少年は嬉しくて仕方ないのだが、いたずらっ子達はその風船を手に入れようとする・・・。
本当に可愛らしいストーリー!赤い風船はまるで生きているようで、素晴らしいアイデアと撮影技術に感心することしきり。いたずらっ子達にいじめられているパスカル少年が必死に風船に向って「逃げろ」と叫ぶけれど、少年のことを心配してか、風船はそこから動かない。ついに石が当たって風船はしぼんでしまうのだけれど、悲しむ少年を慰めるように、いたる所から色とりどりの風船が集まってくる。その美しく、ファンタジックな光景と言ったら!拍手を贈りたくなりました。
パスカル少年を演じていたのは監督の息子であるパスカル・ラモリス。彼はラストシーンについて「本当に空を飛んだの?」という問いに「企業秘密(笑)。映画とはマジック、エモーションを与えるものですからね。それを台無しにしてしまうようなことは知らない方がよいでしょう?」と答えている。そう。そうなんですよね。全てを知る必要なんてない。この美しい世界に身を委ねればいいのだから。
(シネスイッチ銀座)
by mayumi-68
| 2008-08-11 20:00
| ア行