2008年 08月 22日
「陽気な中尉さん」 |
1931年/アメリカ
監督/エルンスト・ルビッチ
出演/モーリス・シュヴァリエ
クローデット・コルベール
ミリアム・ホプキンス
土台は1927年のドイツ映画「ワルツの夢」。ただし、今作は悲恋ではなくコメディ仕立てになっています。そこはさすが、エルンスト・ルビッチというべきか。
女性にモテモテの中尉ニキ(モーリス・シュヴァリエ)はバイオリニストのフランジー(クローデット・コルベール)と恋人同士なのだが、あるパレードの最中、通りの向こうにいたフランジーに笑いかけたところ、通りかかった小国の王女アンナ(ミリアム・ホプキンス)はバカにされたと勘違いし騒ぎ立てる。呼び出されたニキは、その場しのぎに王女が美しかったからだと言いつくろうが、その言葉を真に受けたアンナは彼との結婚を望む。彼女と無理矢理結婚させられたニキだが、フランジーのことが忘れられない・・・というストーリー。
無理矢理結婚させられたニキは可哀想だけれど、それは身から出たサビ。どっちかっていうと、彼の甘い言葉に騙され、結婚後に無視されまくるアンナ王女の方が可哀想でした。そして、そんな彼女に同情して、彼好みの女性になれるように指南するフランジー。この作品はニキよりも、女性二人が主人公。この二人が最終的に友情で結ばれ、自ら身を引き、片手を振って去っていくフランジーの後姿がカッコイイ。それに比べニキは・・・ただの女好きだ・・・。
モーリス・シュヴァリエはいつも通りのプレイボーイがハマってますね。そしてクローデット・コルベールとミリアム・ホプキンスの二大女優も良かったですね。面白かったです。
(DVD)
監督/エルンスト・ルビッチ
出演/モーリス・シュヴァリエ
クローデット・コルベール
ミリアム・ホプキンス
土台は1927年のドイツ映画「ワルツの夢」。ただし、今作は悲恋ではなくコメディ仕立てになっています。そこはさすが、エルンスト・ルビッチというべきか。
女性にモテモテの中尉ニキ(モーリス・シュヴァリエ)はバイオリニストのフランジー(クローデット・コルベール)と恋人同士なのだが、あるパレードの最中、通りの向こうにいたフランジーに笑いかけたところ、通りかかった小国の王女アンナ(ミリアム・ホプキンス)はバカにされたと勘違いし騒ぎ立てる。呼び出されたニキは、その場しのぎに王女が美しかったからだと言いつくろうが、その言葉を真に受けたアンナは彼との結婚を望む。彼女と無理矢理結婚させられたニキだが、フランジーのことが忘れられない・・・というストーリー。
無理矢理結婚させられたニキは可哀想だけれど、それは身から出たサビ。どっちかっていうと、彼の甘い言葉に騙され、結婚後に無視されまくるアンナ王女の方が可哀想でした。そして、そんな彼女に同情して、彼好みの女性になれるように指南するフランジー。この作品はニキよりも、女性二人が主人公。この二人が最終的に友情で結ばれ、自ら身を引き、片手を振って去っていくフランジーの後姿がカッコイイ。それに比べニキは・・・ただの女好きだ・・・。
モーリス・シュヴァリエはいつも通りのプレイボーイがハマってますね。そしてクローデット・コルベールとミリアム・ホプキンスの二大女優も良かったですね。面白かったです。
(DVD)
by mayumi-68
| 2008-08-22 12:30
| ヤ行