2008年 10月 25日
「桑港(サンフランシスコ)」 |
1936年/アメリカ
監督/W・S・ヴァン・ダイクⅡ世
出演/クラーク・ゲイブル
ジャネット・マクドナルド
スペンサー・トレイシー
「桑港」と書いて「サンフランシスコ」と読むのですね。そしてこの作品、1906年に起こったサンフランシスコ大地震を描いたお話です。
サンフランシスコでクラブを経営するブラッキー(クラーク・ゲイブル)の許へ歌手メリー(ジャネット・マクドナルド)が雇ってほしいとやって来る。彼女の歌声の素晴らしさと美しさに惚れ込んだブラッキーは彼女を雇う。しかし、上流階級のバーリーも彼女のことが好きになり、一流のオペラ歌手として有名劇場に出してやると言って彼女に結婚を申し込む。しかし、ブラッキーを愛していたメリーはそれを断り、ブラッキーと婚約する。しかし、メリーを自分の店で歌わせようとしたブラッキーに友人で神父でもあるティム(スペンサー・トレイシー)が反対。怒ったブラッキーは彼を殴り、神を否定する。ショックを受けたメリーは彼の許を去り、バーリーと婚約してしまう・・・というストーリー。
ジャネット・マクドナルドの歌のシーンがやや多すぎるような気もしますが、大地震のシーンは1936年撮影ということを考えても迫力があります。大地が裂け、人が落ちるシーンなど、よくぞ撮ったなあ、と感心しきり。
ちなみに1930年代のハリウッドは大災害作品が盛んだったらしく、イナゴの大群が中国の農村を襲う「大地」、シカゴの大火災を描く「シカゴ」、南の島が舞台の「ハリケーン」、東南アジアの大洪水の「雨ぞ降る」などがあるそうです。うーん。どれも観てみたい。
正直、メリーはバーリーとブラッキーの間を行ったり来たりなので、あまり好きなキャラではないのですが(ブラッキーのために宝石を質に入れようとする踊り子の方がいい!)、クラーク・ゲイブル演じるブラッキーは裏の世界の人間だけれど、いい男!という感じ。彼にピッタリの役柄でしたね。ただ、典型的なアメリカ映画らしく、最後は神に感謝するっていうのはちょっと興醒めでしたね。
(DVD)
監督/W・S・ヴァン・ダイクⅡ世
出演/クラーク・ゲイブル
ジャネット・マクドナルド
スペンサー・トレイシー
「桑港」と書いて「サンフランシスコ」と読むのですね。そしてこの作品、1906年に起こったサンフランシスコ大地震を描いたお話です。
サンフランシスコでクラブを経営するブラッキー(クラーク・ゲイブル)の許へ歌手メリー(ジャネット・マクドナルド)が雇ってほしいとやって来る。彼女の歌声の素晴らしさと美しさに惚れ込んだブラッキーは彼女を雇う。しかし、上流階級のバーリーも彼女のことが好きになり、一流のオペラ歌手として有名劇場に出してやると言って彼女に結婚を申し込む。しかし、ブラッキーを愛していたメリーはそれを断り、ブラッキーと婚約する。しかし、メリーを自分の店で歌わせようとしたブラッキーに友人で神父でもあるティム(スペンサー・トレイシー)が反対。怒ったブラッキーは彼を殴り、神を否定する。ショックを受けたメリーは彼の許を去り、バーリーと婚約してしまう・・・というストーリー。
ジャネット・マクドナルドの歌のシーンがやや多すぎるような気もしますが、大地震のシーンは1936年撮影ということを考えても迫力があります。大地が裂け、人が落ちるシーンなど、よくぞ撮ったなあ、と感心しきり。
ちなみに1930年代のハリウッドは大災害作品が盛んだったらしく、イナゴの大群が中国の農村を襲う「大地」、シカゴの大火災を描く「シカゴ」、南の島が舞台の「ハリケーン」、東南アジアの大洪水の「雨ぞ降る」などがあるそうです。うーん。どれも観てみたい。
正直、メリーはバーリーとブラッキーの間を行ったり来たりなので、あまり好きなキャラではないのですが(ブラッキーのために宝石を質に入れようとする踊り子の方がいい!)、クラーク・ゲイブル演じるブラッキーは裏の世界の人間だけれど、いい男!という感じ。彼にピッタリの役柄でしたね。ただ、典型的なアメリカ映画らしく、最後は神に感謝するっていうのはちょっと興醒めでしたね。
(DVD)

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by mayumi-68
| 2008-10-25 16:30
| サ行
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