2009年 02月 02日
「怒りの河」 |
1951年/アメリカ
監督/アンソニー・マン
出演/ジェームズ・スチュワート
アーサー・ケネディ
ロック・ハドソン
アンソニー・マン監督とジェームズ・スチュワートのコンビによる西部劇。
開拓民の幌馬車隊の案内役として働くグリン(ジェームズ・スチュワート)は馬泥棒容疑で処刑寸前のコール(アーサー・ケネディ)を助ける。二人の間には友情が芽生えるが、先住民の襲撃を受け、移民団の隊長ジェレミーの娘ローラ(ジュリア・アダムス)が怪我をしてしまう。中継地ポートランドに負傷したローラと冬越えの物資を残し、一行は開拓地へ向う。しかし、物資は届かず、ローラからの連絡もない。実はポートランドで金鉱が見つかり、物資が何倍もの値段になっていたのだ。しかも、ローラはコールと恋仲になっていた・・・というストーリー。
面白かったです!ジミーがカッコイイよぉ~。過去は犯罪者でありながら、変わろうと努力し、銃を持たずに戦おうとしていた彼が、開拓民のために立ち上がり、復讐の鬼となってコールを追って行く姿が凄まじい。特にジミーがライフル銃を連射するシーンは本当にカッコイイです!
ちなみに、後にジミーに協力する賭博師の役でロック・ハドソンも出てました。最初は軽薄そうなイヤな奴かしら、と思ったのですが根はイイ人の役でした(笑)。
そうそう。劇中こんなセリフが。「腐ったリンゴが1つ混じっていると他もダメになる」。これは、コールを信用できないジェレミーが言うセリフなんだけれど、このセリフどこかで聞いたような気が・・・と思ってハタと気付きました。「金八先生」の「腐ったミカン」じゃん!もしやパクリか?・・・脚本家、「怒りの河」なんて観てなさそうだけど(笑)。偶然の一致でもスゴイなー。リンゴとミカンの違いはあるけどね。
(DVD)
監督/アンソニー・マン
出演/ジェームズ・スチュワート
アーサー・ケネディ
ロック・ハドソン
アンソニー・マン監督とジェームズ・スチュワートのコンビによる西部劇。
開拓民の幌馬車隊の案内役として働くグリン(ジェームズ・スチュワート)は馬泥棒容疑で処刑寸前のコール(アーサー・ケネディ)を助ける。二人の間には友情が芽生えるが、先住民の襲撃を受け、移民団の隊長ジェレミーの娘ローラ(ジュリア・アダムス)が怪我をしてしまう。中継地ポートランドに負傷したローラと冬越えの物資を残し、一行は開拓地へ向う。しかし、物資は届かず、ローラからの連絡もない。実はポートランドで金鉱が見つかり、物資が何倍もの値段になっていたのだ。しかも、ローラはコールと恋仲になっていた・・・というストーリー。
面白かったです!ジミーがカッコイイよぉ~。過去は犯罪者でありながら、変わろうと努力し、銃を持たずに戦おうとしていた彼が、開拓民のために立ち上がり、復讐の鬼となってコールを追って行く姿が凄まじい。特にジミーがライフル銃を連射するシーンは本当にカッコイイです!
ちなみに、後にジミーに協力する賭博師の役でロック・ハドソンも出てました。最初は軽薄そうなイヤな奴かしら、と思ったのですが根はイイ人の役でした(笑)。
そうそう。劇中こんなセリフが。「腐ったリンゴが1つ混じっていると他もダメになる」。これは、コールを信用できないジェレミーが言うセリフなんだけれど、このセリフどこかで聞いたような気が・・・と思ってハタと気付きました。「金八先生」の「腐ったミカン」じゃん!もしやパクリか?・・・脚本家、「怒りの河」なんて観てなさそうだけど(笑)。偶然の一致でもスゴイなー。リンゴとミカンの違いはあるけどね。
(DVD)

by mayumi-68
| 2009-02-02 16:10
| ア行
|
Comments(4)

原題の“Bend of the River”は、“河の湾曲部”とでもいった意味でしょうか。ラスト近くの銃撃戦の舞台になった場所のことと思いますが、いい邦題ですね。
おっしゃるとおり、この頃のジェームズ・スチュワートの西部男ぶり、カッコいいですね。たまたま、この作品の1年前に作られた「折れた矢」をDVDで観たばかりですが、その颯爽とした勇姿にほれぼれしました。
ちなみに、腐ったリンゴ云々は“Rotten apple spoils the barrel"
という古くからの格言のようなものだと思います。
おっしゃるとおり、この頃のジェームズ・スチュワートの西部男ぶり、カッコいいですね。たまたま、この作品の1年前に作られた「折れた矢」をDVDで観たばかりですが、その颯爽とした勇姿にほれぼれしました。
ちなみに、腐ったリンゴ云々は“Rotten apple spoils the barrel"
という古くからの格言のようなものだと思います。
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>yasuhei Akiyamaさん
原作はビル・ガリックという人の「スネーク河の曲り角」という作品らしいです。確かに邦題うまいですね。
ジェームズ・スチュワートは年を取ってからも結構西部劇に出ていますが、私は若い頃の彼の西部劇が断然好きなので、この「怒りの河」も面白く見ました。「折れた矢」は未見なのですが、是非観たいと思っています。
そして、腐ったリンゴは格言でしたか。なるほど。じゃあ、「金八先生」の腐ったミカンもその格言から取ったものでしょうね。
原作はビル・ガリックという人の「スネーク河の曲り角」という作品らしいです。確かに邦題うまいですね。
ジェームズ・スチュワートは年を取ってからも結構西部劇に出ていますが、私は若い頃の彼の西部劇が断然好きなので、この「怒りの河」も面白く見ました。「折れた矢」は未見なのですが、是非観たいと思っています。
そして、腐ったリンゴは格言でしたか。なるほど。じゃあ、「金八先生」の腐ったミカンもその格言から取ったものでしょうね。

こんにちは。
マン&ジミーのコンピでは一番のお気に入りです。
その二人の仲も「夜の道」で決裂したような。
最近思うのだけど当時の男優では一番出演作品が多いのでは?!。
ヒッチ、フォード、マン、マクラグレン、アルドリッチ、えーとぅ?。
マン&ジミーのコンピでは一番のお気に入りです。
その二人の仲も「夜の道」で決裂したような。
最近思うのだけど当時の男優では一番出演作品が多いのでは?!。
ヒッチ、フォード、マン、マクラグレン、アルドリッチ、えーとぅ?。
>夢でいいからさん
この二人のコンビでは確かに一番面白い作品ですね。でも「夜の道」で決裂しちゃったんですか。何ででしょう・・・。
この頃のジミーは確かに出演作多いですね。ただ、この少し前は従軍していたせいもあって、めっきり少ないんですけどね。
ジミーはキャプラものにも多く出てますよね。「我が家の楽園」「スミス都へ行く」「素晴らしき哉!人生」・・・。クーパーと並んで、キャプラ作品が似合う人だと思います。
この二人のコンビでは確かに一番面白い作品ですね。でも「夜の道」で決裂しちゃったんですか。何ででしょう・・・。
この頃のジミーは確かに出演作多いですね。ただ、この少し前は従軍していたせいもあって、めっきり少ないんですけどね。
ジミーはキャプラものにも多く出てますよね。「我が家の楽園」「スミス都へ行く」「素晴らしき哉!人生」・・・。クーパーと並んで、キャプラ作品が似合う人だと思います。