2009年 08月 30日
「オルフェ」 |
1949年/フランス
監督/ジャン・コクトー
出演/ジャン・マレー
マリア・カザレス
1950年ヴェネチア国際映画祭評論家賞受賞作品。
500円DVDのファーストトレーディングはたま~に酷い画質のものがあるんだけど、これは最悪でした。おそらく、他の国向けにプリントされたものらしいんだけれど、字幕部分を白くぼかして、その上から日本語字幕をつけてるんだよね。同じジャン・コクトー&ジャン・マレーの「双頭の鷲」は画面が字幕だらけで辟易したけれど、この字幕も相当酷い!ジャン・コクトーなんて映像美がポイントなんだから、ぼかしたら何にもならんでしょうが!いくら500円でも、もうちょっとなんとかならなかったのか!(怒)
と、怒るのはこれぐらいにしておいてストーリーを。
詩人オルフェはカフェで青年詩人セジェストがオートバイに轢かれるのを目撃。セジェストの同行者である王女はオルフェに手伝わせてセジェストを車に乗せる。車が着いた建物で王女はセジェストを生き返らせ、鏡の中へ共に消えていく。それを目撃したオルフェは気を失ってしまい、しばらくして目が覚めると建物はなくなっていた。車の運転手ウルトビイズと家に帰ったオルフェを心配していた妻ユリディスは迎えるが、オルフェは王女のことばかり気になる。実は王女は死神であり、オルフェを愛していたのだ。そんな時、ユリディスがオートバイに轢かれて死ぬ。ウルトビイズの導きにより、死の国へと赴いたオルフェだが・・・というストーリー。
・・・これ、ストーリー書いてもわけわかんないよね(笑)。基本はギリシャ神話のオルフェイス伝説。それを元にジャン・コクトーがシナリオを書いたんだけれど、彼独特の世界観が本当に素晴らしいです。手袋をはめるシーン、鏡を通り抜けるシーン、時間を遡るシーン・・・映像の神様だなあ、と思ってしまうぐらい神秘的。
ジャン・マレー演じるオルフェは結構イヤな奴。でもそれは死神の仕業なんだけどね。・・・死神を演じたマリア・カザレスは綺麗でしたね。
私的には死神の従者でありながら、オルフェの妻ユリディスに想いを寄せるウルトビイズが良かったなあ~。彼の献身的な優しさに心惹かれました。
それにしても、ジャン・コクトーってやっぱり凄い!そう再認識しましたね。
(DVD)
監督/ジャン・コクトー
出演/ジャン・マレー
マリア・カザレス
1950年ヴェネチア国際映画祭評論家賞受賞作品。
500円DVDのファーストトレーディングはたま~に酷い画質のものがあるんだけど、これは最悪でした。おそらく、他の国向けにプリントされたものらしいんだけれど、字幕部分を白くぼかして、その上から日本語字幕をつけてるんだよね。同じジャン・コクトー&ジャン・マレーの「双頭の鷲」は画面が字幕だらけで辟易したけれど、この字幕も相当酷い!ジャン・コクトーなんて映像美がポイントなんだから、ぼかしたら何にもならんでしょうが!いくら500円でも、もうちょっとなんとかならなかったのか!(怒)
と、怒るのはこれぐらいにしておいてストーリーを。
詩人オルフェはカフェで青年詩人セジェストがオートバイに轢かれるのを目撃。セジェストの同行者である王女はオルフェに手伝わせてセジェストを車に乗せる。車が着いた建物で王女はセジェストを生き返らせ、鏡の中へ共に消えていく。それを目撃したオルフェは気を失ってしまい、しばらくして目が覚めると建物はなくなっていた。車の運転手ウルトビイズと家に帰ったオルフェを心配していた妻ユリディスは迎えるが、オルフェは王女のことばかり気になる。実は王女は死神であり、オルフェを愛していたのだ。そんな時、ユリディスがオートバイに轢かれて死ぬ。ウルトビイズの導きにより、死の国へと赴いたオルフェだが・・・というストーリー。
・・・これ、ストーリー書いてもわけわかんないよね(笑)。基本はギリシャ神話のオルフェイス伝説。それを元にジャン・コクトーがシナリオを書いたんだけれど、彼独特の世界観が本当に素晴らしいです。手袋をはめるシーン、鏡を通り抜けるシーン、時間を遡るシーン・・・映像の神様だなあ、と思ってしまうぐらい神秘的。
ジャン・マレー演じるオルフェは結構イヤな奴。でもそれは死神の仕業なんだけどね。・・・死神を演じたマリア・カザレスは綺麗でしたね。
私的には死神の従者でありながら、オルフェの妻ユリディスに想いを寄せるウルトビイズが良かったなあ~。彼の献身的な優しさに心惹かれました。
それにしても、ジャン・コクトーってやっぱり凄い!そう再認識しましたね。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-08-30 15:30
| ア行