2009年 09月 20日
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」 |
1984年/アメリカ
監督/セルジオ・レオーネ
出演/ロバート・デ・ニーロ
ジェームズ・ウッズ
この作品のDVDを買いに行ったら、丁度お店が改装中で、陳列されてない作品は店員に伝えてくださいとのことでした。で、いざ伝えようとしたところ、題名がうろ覚え。とりあえず、「ワンス・タイム・アポン・イン・アメリカください」と伝えたら、店員さんを悩ませる結果に・・・。HMV渋谷店の店員さん、ごめんなさい・・・。
1930年代のニューヨーク。禁酒法を逆手に取って商売をするヌードルス(ロバート・デ・ニーロ)やマックス(ジェームズ・ウッズ)。しかし、親友同士の彼らの方向性は徐々に違い始める・・・というストーリー。
長いですね。全部で229分。でも見応えはありました!
ヌードルスとマックスの少年時代、青年時代、そして晩年・・・。見事な一大叙事詩です。監督はマカロニ・ウエスタンのイメージが強いセルジオ・レオーネ。さすがに暴力描写は鮮烈ですが、ノスタルジックな味わいもあります。
そして、やはり何と言ってもヌードルスを演じたロバート・デ・ニーロ。老け役うますぎ。違和感なさすぎでした。彼の少年時代の子役の子もうまかったなあ。
ヌードルスが生涯愛するデボラ。そのデボラの少女期を演じたのはジェニファー・コネリー。彼女が可愛くてね。ヌードルスが惚れてしまうのもわかります。
でも、ヌードルスとデボラの関係が切ないんだよなあ。ヌードルスは彼女をとても大切に想っていたのに、彼女にハリウッド行きを告げられた後、車の中で彼女を無理矢理抱いてしまう。そして、車から降りてきたヌードルス・・・デ・ニーロの表情がね。なんともやるせなく、切なかった。
ただ、ラストの急展開がね・・・。「あ、あれ?」という感じ。確かに焼死体だったマックスは実は生きてるのかも・・・と思ってましたが、何故あんな偉い地位に、何の疑問も抱かれずにいることができるの!?ヌードルスが追われ続けてるのに、真相を知っているデボラは何故彼の愛人に!?と納得できないこと多々あり。・・・何よりも、仲間は何のために死んだのよ!?あと、モーは自分の妹が誰と暮らしてるのか気付いてなかったの?何より、顔を整形したわけじゃないんだから、誰かがマックスってわかるだろうが~!と、なんだかいろんな疑問符が頭を駆け巡りました・・・。
まあ、映画の主題がそこにあるわけではないのは百も承知です。でも、やっぱり納得いかないなあ・・・。それまでが良かっただけに、余計にそう思ってしまいます。
(DVD)
監督/セルジオ・レオーネ
出演/ロバート・デ・ニーロ
ジェームズ・ウッズ
この作品のDVDを買いに行ったら、丁度お店が改装中で、陳列されてない作品は店員に伝えてくださいとのことでした。で、いざ伝えようとしたところ、題名がうろ覚え。とりあえず、「ワンス・タイム・アポン・イン・アメリカください」と伝えたら、店員さんを悩ませる結果に・・・。HMV渋谷店の店員さん、ごめんなさい・・・。
1930年代のニューヨーク。禁酒法を逆手に取って商売をするヌードルス(ロバート・デ・ニーロ)やマックス(ジェームズ・ウッズ)。しかし、親友同士の彼らの方向性は徐々に違い始める・・・というストーリー。
長いですね。全部で229分。でも見応えはありました!
ヌードルスとマックスの少年時代、青年時代、そして晩年・・・。見事な一大叙事詩です。監督はマカロニ・ウエスタンのイメージが強いセルジオ・レオーネ。さすがに暴力描写は鮮烈ですが、ノスタルジックな味わいもあります。
そして、やはり何と言ってもヌードルスを演じたロバート・デ・ニーロ。老け役うますぎ。違和感なさすぎでした。彼の少年時代の子役の子もうまかったなあ。
ヌードルスが生涯愛するデボラ。そのデボラの少女期を演じたのはジェニファー・コネリー。彼女が可愛くてね。ヌードルスが惚れてしまうのもわかります。
でも、ヌードルスとデボラの関係が切ないんだよなあ。ヌードルスは彼女をとても大切に想っていたのに、彼女にハリウッド行きを告げられた後、車の中で彼女を無理矢理抱いてしまう。そして、車から降りてきたヌードルス・・・デ・ニーロの表情がね。なんともやるせなく、切なかった。
ただ、ラストの急展開がね・・・。「あ、あれ?」という感じ。確かに焼死体だったマックスは実は生きてるのかも・・・と思ってましたが、何故あんな偉い地位に、何の疑問も抱かれずにいることができるの!?ヌードルスが追われ続けてるのに、真相を知っているデボラは何故彼の愛人に!?と納得できないこと多々あり。・・・何よりも、仲間は何のために死んだのよ!?あと、モーは自分の妹が誰と暮らしてるのか気付いてなかったの?何より、顔を整形したわけじゃないんだから、誰かがマックスってわかるだろうが~!と、なんだかいろんな疑問符が頭を駆け巡りました・・・。
まあ、映画の主題がそこにあるわけではないのは百も承知です。でも、やっぱり納得いかないなあ・・・。それまでが良かっただけに、余計にそう思ってしまいます。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-09-20 13:00
| ラ・ワ行