2009年 09月 20日
「愛と喝采の日々」 |
1977年/アメリカ
監督/ハーバート・ロス
出演/シャーリー・マクレーン
アン・バンクロフト
主婦のディーディー(シャーリー・マクレーン)はかつてはバレエでプリマの候補だった。友人でありライバルだったエマ(アン・バンクロフト)はバレリーナとしてのキャリアを選び、スターとなっていた。しかしお互いに自分が選ばなかった道を想うのだった・・・というストーリー。
隣りの芝生は青いってやつですかね。特にディーディーは結婚して優しい夫と子供も3人いて幸せなはずなのに、”もしあの時妊娠しなかったら”という考えを捨てきれず、エマに対して嫉妬心を隠せない。一方、エマはキャリアを選んだものの、老いには逆らえず、引退を余儀なくされている。そんな時、独り者の自分の孤独を思わずにはいられない。この二人の葛藤が見ものです。私的にはディーディーの勝手さ加減にイライラしましたけど。優しい夫がいながら浮気をし、娘がエマに懐いていることに嫉妬する。・・・身勝手な主婦としか言いようがありません。逆にエマの生き方はそれなりに覚悟が伴っているので納得ができるんですけどね。
後半、この二人の取っ組み合いの喧嘩がもの凄い。大女優二人がバシバシ叩き合うんだから。傍から見ても「ああ~止められない」と思ってしまう(笑)。
ディーディーの娘エミリアは前途有望なバレリーナであり、彼女が恋に落ちる相手は同じバレエダンサーのユーリ。このユーリを演じているのがミハイル・バリシニコフ。彼のバレエシーンは素晴らしいです。ただ、あまり好みのタイプではないのであまりときめかないんですけどね。ユーリの女たらしのキャラクターもイヤだった。
ただ、バレエシーンは圧巻。製作総指揮はバレリーナとしても知られるノラ・ケイであり(監督ハーバート・ロスの奥様)、アメリカン・バレエ・シアターが協力しているので、バレエ好きにはたまらない1本だと思います。
(NHK-BS2)
監督/ハーバート・ロス
出演/シャーリー・マクレーン
アン・バンクロフト
主婦のディーディー(シャーリー・マクレーン)はかつてはバレエでプリマの候補だった。友人でありライバルだったエマ(アン・バンクロフト)はバレリーナとしてのキャリアを選び、スターとなっていた。しかしお互いに自分が選ばなかった道を想うのだった・・・というストーリー。
隣りの芝生は青いってやつですかね。特にディーディーは結婚して優しい夫と子供も3人いて幸せなはずなのに、”もしあの時妊娠しなかったら”という考えを捨てきれず、エマに対して嫉妬心を隠せない。一方、エマはキャリアを選んだものの、老いには逆らえず、引退を余儀なくされている。そんな時、独り者の自分の孤独を思わずにはいられない。この二人の葛藤が見ものです。私的にはディーディーの勝手さ加減にイライラしましたけど。優しい夫がいながら浮気をし、娘がエマに懐いていることに嫉妬する。・・・身勝手な主婦としか言いようがありません。逆にエマの生き方はそれなりに覚悟が伴っているので納得ができるんですけどね。
後半、この二人の取っ組み合いの喧嘩がもの凄い。大女優二人がバシバシ叩き合うんだから。傍から見ても「ああ~止められない」と思ってしまう(笑)。
ディーディーの娘エミリアは前途有望なバレリーナであり、彼女が恋に落ちる相手は同じバレエダンサーのユーリ。このユーリを演じているのがミハイル・バリシニコフ。彼のバレエシーンは素晴らしいです。ただ、あまり好みのタイプではないのであまりときめかないんですけどね。ユーリの女たらしのキャラクターもイヤだった。
ただ、バレエシーンは圧巻。製作総指揮はバレリーナとしても知られるノラ・ケイであり(監督ハーバート・ロスの奥様)、アメリカン・バレエ・シアターが協力しているので、バレエ好きにはたまらない1本だと思います。
(NHK-BS2)

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by mayumi-68
| 2009-09-20 17:00
| ア行
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Comments(2)

とにかくバレエシーンの素晴らしかったこと、大物女優二人凄まじい喧嘩シーン、はおぼえてますね。テーマやストーリーはわりとよくあるものですよね。 バリシニコフ、踊ってる時はいいんだけど、私も顔がどーもダメでしたね~(笑) でも当時はすごい人気だったんじゃなかったかな。
似たタイトルで「愛と哀しみのボレロ」のバレエシーンも思い出すんですよねぇ~。あのダンサーはなんと名前だったか思い出せないのですが。
似たタイトルで「愛と哀しみのボレロ」のバレエシーンも思い出すんですよねぇ~。あのダンサーはなんと名前だったか思い出せないのですが。
>ジョディさん
バレエシーンは本当に素晴らしかったですよね。さすがアメリカン・バレエ・シアターが協力しただけのことはあります。
そして、ジョディさんもやっぱりバリシニコフの顔、ダメでしたか(笑)。確かに当時、人気あったみたいですよね。私でも名前知ってるぐらいですし。
「愛と哀しみのボレロ」は未見なのですが、調べたところダンサーはジョルジュ・ドンという人ですね。そしてこれってジェームズ・カーンが出てるんですね。ちょっと見たいかも。
バレエシーンは本当に素晴らしかったですよね。さすがアメリカン・バレエ・シアターが協力しただけのことはあります。
そして、ジョディさんもやっぱりバリシニコフの顔、ダメでしたか(笑)。確かに当時、人気あったみたいですよね。私でも名前知ってるぐらいですし。
「愛と哀しみのボレロ」は未見なのですが、調べたところダンサーはジョルジュ・ドンという人ですね。そしてこれってジェームズ・カーンが出てるんですね。ちょっと見たいかも。