2009年 12月 06日
「或る殺人」 |
1959年/アメリカ
監督/オットー・プレミンジャー
出演/ジェームズ・スチュワート
リー・レミック
ベン・ギャザラ
ジェームズ・スチュワート主演、オットー・プレミンジャー監督作品。原作はロバート・トレイヴァーの「殺人の解剖学」。
元検事で今やしがない弁護士のポールのもとに、殺人事件の弁護の依頼が舞い込む。被告は若い陸軍将校で、妻を強姦した男を射殺したという事件だった。引き受けたポールは、事件当時、被告の精神状態が普通ではなかったということで無罪を主張する。一方、検察側はやり手のダンサー検事が巧みな誘導尋問で被告を追い詰める・・・というストーリー。
面白かったです!160分という長さですが、飽きることなく作品に集中できました。やはり法廷ものは良質な作品が多いですね。そしてなにより、ジェームズ・スチュワートの存在感!さすがジミー。惚れ直しました。ユーモアがあり飄々としていて、でも熱い情熱を持っている。ジミーにピッタリの役どころですね。
事件は、私達日本人から見たら、どう考えたって有罪だけれど、そこはさすが陪審員制度のアメリカ。事実よりも感情ですね。法廷では真実よりも「いかに好印象を陪審員に与えるか」、これに尽きると思います。
だから、裁判結果ひとつ見ても、本来は首を傾げたくなるけれど(そもそも被告とその妻がなんか胡散臭いんだわ)、そこが日本との違いなんだろうなあって。
ただ、ジミーは好演してるし、見終わった後の満足度も十分で、面白い作品だったと思いますね。私は好きです。
(DVD)
監督/オットー・プレミンジャー
出演/ジェームズ・スチュワート
リー・レミック
ベン・ギャザラ
ジェームズ・スチュワート主演、オットー・プレミンジャー監督作品。原作はロバート・トレイヴァーの「殺人の解剖学」。
元検事で今やしがない弁護士のポールのもとに、殺人事件の弁護の依頼が舞い込む。被告は若い陸軍将校で、妻を強姦した男を射殺したという事件だった。引き受けたポールは、事件当時、被告の精神状態が普通ではなかったということで無罪を主張する。一方、検察側はやり手のダンサー検事が巧みな誘導尋問で被告を追い詰める・・・というストーリー。
面白かったです!160分という長さですが、飽きることなく作品に集中できました。やはり法廷ものは良質な作品が多いですね。そしてなにより、ジェームズ・スチュワートの存在感!さすがジミー。惚れ直しました。ユーモアがあり飄々としていて、でも熱い情熱を持っている。ジミーにピッタリの役どころですね。
事件は、私達日本人から見たら、どう考えたって有罪だけれど、そこはさすが陪審員制度のアメリカ。事実よりも感情ですね。法廷では真実よりも「いかに好印象を陪審員に与えるか」、これに尽きると思います。
だから、裁判結果ひとつ見ても、本来は首を傾げたくなるけれど(そもそも被告とその妻がなんか胡散臭いんだわ)、そこが日本との違いなんだろうなあって。
ただ、ジミーは好演してるし、見終わった後の満足度も十分で、面白い作品だったと思いますね。私は好きです。
(DVD)
by mayumi-68
| 2009-12-06 14:20
| ア行