2009年 12月 15日
「パブリック・エネミーズ」 |
2009年/アメリカ
監督/マイケル・マン
出演/ジョニー・デップ
クリスチャン・ベール
マリオン・コティヤール
ジョニー・デップが実在した銀行強盗ジョン・デリンジャーを演じた作品。彼を追い詰める捜査官役にクリスチャン・ベール、そしてデリンジャーの運命の恋人ビリーをマリオン・コティヤールが演じてます。監督は「ヒート」のマイケル・マン。
大恐慌の時代に現われた銀行強盗のジョン・デリンジャー。脱獄を繰り返し、狙うのは銀行の金。一般人からは決して奪わなかった。そんな彼を追い詰めていくのが優秀な捜査官パーヴィス。やがてデリンジャーの仲間は一人、二人と死んでいき、デリンジャーは意に染まぬ仕事に手を出さざるをえなくなる・・・というストーリー。
ジョニー・デップはアウトローの正統派という感じでカッコイイ。こういう彼は久々ですね~。ただ個人的にはクリスチャン・ベール演じるパーヴィスの方が素敵でした。まあ、私がクリスチャン・ベールのファンっていうだけですが・・・彼が厳しい取調べを受けて立てなくなったビリーを抱き上げるシーンが良かったなあ。
ただ、マイケル・マン監督の持ち味が十分活かされてないなあ、とも思ったけど。ビリーとの愛を軸に描いていたけれど、やはりマン監督はもっと男の世界をどっぷりと描いた方が断然うまい。銃撃戦のシーンは凄かった!(ジョニー・デップ目当てで観に行った女性陣はこれがダメだったらしいですけど)。いっそのことビリーとのエピソードはなくして、ひたすら男臭い世界を描いた方が面白かったのでは・・・。
ラスト、デリンジャーが映画館で観ていたのは”キング”ことクラーク・ゲイブルの「男の世界」。いつか観ようと思っていたのに、マイケル・マン監督に映画の中でネタばらしされたような気が(爆)。
それにしても、あっけないラストでしたね。彼は死を覚悟していたのかもしれないけれど・・・「バイバイ、ブラックバード」。このセリフが切ない。
監督/マイケル・マン
出演/ジョニー・デップ
クリスチャン・ベール
マリオン・コティヤール
ジョニー・デップが実在した銀行強盗ジョン・デリンジャーを演じた作品。彼を追い詰める捜査官役にクリスチャン・ベール、そしてデリンジャーの運命の恋人ビリーをマリオン・コティヤールが演じてます。監督は「ヒート」のマイケル・マン。
大恐慌の時代に現われた銀行強盗のジョン・デリンジャー。脱獄を繰り返し、狙うのは銀行の金。一般人からは決して奪わなかった。そんな彼を追い詰めていくのが優秀な捜査官パーヴィス。やがてデリンジャーの仲間は一人、二人と死んでいき、デリンジャーは意に染まぬ仕事に手を出さざるをえなくなる・・・というストーリー。
ジョニー・デップはアウトローの正統派という感じでカッコイイ。こういう彼は久々ですね~。ただ個人的にはクリスチャン・ベール演じるパーヴィスの方が素敵でした。まあ、私がクリスチャン・ベールのファンっていうだけですが・・・彼が厳しい取調べを受けて立てなくなったビリーを抱き上げるシーンが良かったなあ。
ただ、マイケル・マン監督の持ち味が十分活かされてないなあ、とも思ったけど。ビリーとの愛を軸に描いていたけれど、やはりマン監督はもっと男の世界をどっぷりと描いた方が断然うまい。銃撃戦のシーンは凄かった!(ジョニー・デップ目当てで観に行った女性陣はこれがダメだったらしいですけど)。いっそのことビリーとのエピソードはなくして、ひたすら男臭い世界を描いた方が面白かったのでは・・・。
ラスト、デリンジャーが映画館で観ていたのは”キング”ことクラーク・ゲイブルの「男の世界」。いつか観ようと思っていたのに、マイケル・マン監督に映画の中でネタばらしされたような気が(爆)。
それにしても、あっけないラストでしたね。彼は死を覚悟していたのかもしれないけれど・・・「バイバイ、ブラックバード」。このセリフが切ない。

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by mayumi-68
| 2009-12-15 15:00
| ハ行
|
Comments(4)

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

マイケル・マン監督ゆえ「ヒート」の男の世界よ再び! と期待し過ぎましたかね、何だか中途半端な印象でした。ラブストーリーも男のドラマもと欲張ばり過ぎのようで、デリンジャーとパーヴィスの絡みをもっと見せて欲しかったなぁ。ほんと、いっそのことデリンジャーとFBIの攻防だけで見せてくれても? デリンジャーについてのドラマも弱かったですね。
mayumiさん、今回クリスチャンは概ね評価高いみたいですよ。贔屓目なくしてもよかったですよね。トレーラーでのあまりの登場シーンの少なさに心配してたんですが、思っていたより出演シーンは多くてホッとしましたけど(笑)。相変わらず抑えた手堅い演技でストイックな佇まい、この人ならではですね。パーヴィスの悲壮な表情、ご指摘の”お姫様だっこ”のシーン(優しい)・・・。
今年は彼の映画を三本も観ることが出来たので大満足でした♪
mayumiさん、今回クリスチャンは概ね評価高いみたいですよ。贔屓目なくしてもよかったですよね。トレーラーでのあまりの登場シーンの少なさに心配してたんですが、思っていたより出演シーンは多くてホッとしましたけど(笑)。相変わらず抑えた手堅い演技でストイックな佇まい、この人ならではですね。パーヴィスの悲壮な表情、ご指摘の”お姫様だっこ”のシーン(優しい)・・・。
今年は彼の映画を三本も観ることが出来たので大満足でした♪
>鍵コメさん
観たい映画が多すぎて、このような本数になってしまったんですよねえ。
「西部開拓史」は未見です。ウィドマークとジョン・ウェインが出ているので、是非とも観たい作品なんですけどね。
観たい映画が多すぎて、このような本数になってしまったんですよねえ。
「西部開拓史」は未見です。ウィドマークとジョン・ウェインが出ているので、是非とも観たい作品なんですけどね。
>ジョディさん
そうなんですよー。「ヒート」のイメージが強かったので、ああいうのを求めちゃうんですよね~。
仰るとおり、デリンジャーとパーヴィスの絡みはもっと欲しかったですね。
クリスチャンは高評価ですか!良かった!何かの記事に「クリスチャン・ベールは損な役回り」とあったので、え~そうなの?と思っていたんですが・・・。パーヴィスは決して悪い人間ではないので、ホッとしました。
そういえば、今年はクリスチャンの映画、3本も観れたことになりますね!これは嬉しい。彼はコンスタントに仕事をしてますよね。
そうなんですよー。「ヒート」のイメージが強かったので、ああいうのを求めちゃうんですよね~。
仰るとおり、デリンジャーとパーヴィスの絡みはもっと欲しかったですね。
クリスチャンは高評価ですか!良かった!何かの記事に「クリスチャン・ベールは損な役回り」とあったので、え~そうなの?と思っていたんですが・・・。パーヴィスは決して悪い人間ではないので、ホッとしました。
そういえば、今年はクリスチャンの映画、3本も観れたことになりますね!これは嬉しい。彼はコンスタントに仕事をしてますよね。