2011年 01月 08日
「セレブ・ウォーズ ~ニューヨークの恋に勝つルール~」 |
2008年/イギリス
監督/ロバート・B・ウォード
出演/サイモン・ペッグ
キルスティン・ダンスト
劇場未公開作品。主役がサイモン・ペッグっていうのも珍しい。
雑誌記者のシドニー(サイモン・ペッグ)は憧れの芸能誌で働けることになり、有頂天でニューヨークにやってくる。しかし、現実は厳しく、宣伝の記事を書くのを拒んだ彼のレポートはことごとくボツになってしまう。そんな中、彼は上司のアリスン(キルスティン・ダンスト)と徐々に親しくなっていくが・・・というストーリー。
冒頭の芸能人のパーティーに潜入するシーンがおかしい。タンディ・ニュートンがカメオ出演していたり、騒ぎを起こしたシドニーをタックルして捕まえたのがイーストウッド!(写真出演)っていうのに爆笑。イーストウッド、シャレのわかるお人だわ。
この作品は芸能雑誌の裏側を描いていて、ところどころ納得。確かにいまどきの映画雑誌も宣伝みたいな記事ばかりだよなあって思ったり。だって”映画評論家”なんてもうあまり存在しないじゃない?”映画ライター”っていう、誰もが書けるような内容のものばかり書く人は急増してるけど。やっぱりお金が絡むと素直なことって書けなくなっちゃうのよねえ・・・と思った。
シドニーは女好きで、本当にどうしようもない男だけれど、自分の書く記事にだけはこだわりを持っていて、自称”鬼才”映画監督(しかも若造)の称賛記事なんてお断り!と思っていたんだけれど、あることをきっかけにそのモットーを捨ててしまう。そのおかげでシドニーは出世を遂げるんだけれど、やっぱり彼の中には捨てきれないものがあった。それは女優だった亡き母への愛であり、アリスンへの想い。最初はメチャクチャで呆れるぐらいに見えたシドニーが「いい奴」に思えてくるんだから、映画って凄い(笑)。ちなみにシドニーから「トロン」のセリフが飛び出してくるのは、編集長役のジェフ・ブリッジスへのリスペクトかしら。
人気上昇中の高慢な女優ソフィーを演じたのはミーガン・フォックス。適材適所(笑)。そしてソフィーのマネージャー・エレノアを演じた女優さん、どこかで見たことが・・・と思ったら「X-ファイル」のスカリーじゃないの!痩せたからわからなかったわ。
ラストの「甘い生活」の屋外上映など、映画へのオマージュが詰め込まれた作品。結構面白かったです。
(DVD)
監督/ロバート・B・ウォード
出演/サイモン・ペッグ
キルスティン・ダンスト
劇場未公開作品。主役がサイモン・ペッグっていうのも珍しい。
雑誌記者のシドニー(サイモン・ペッグ)は憧れの芸能誌で働けることになり、有頂天でニューヨークにやってくる。しかし、現実は厳しく、宣伝の記事を書くのを拒んだ彼のレポートはことごとくボツになってしまう。そんな中、彼は上司のアリスン(キルスティン・ダンスト)と徐々に親しくなっていくが・・・というストーリー。
冒頭の芸能人のパーティーに潜入するシーンがおかしい。タンディ・ニュートンがカメオ出演していたり、騒ぎを起こしたシドニーをタックルして捕まえたのがイーストウッド!(写真出演)っていうのに爆笑。イーストウッド、シャレのわかるお人だわ。
この作品は芸能雑誌の裏側を描いていて、ところどころ納得。確かにいまどきの映画雑誌も宣伝みたいな記事ばかりだよなあって思ったり。だって”映画評論家”なんてもうあまり存在しないじゃない?”映画ライター”っていう、誰もが書けるような内容のものばかり書く人は急増してるけど。やっぱりお金が絡むと素直なことって書けなくなっちゃうのよねえ・・・と思った。
シドニーは女好きで、本当にどうしようもない男だけれど、自分の書く記事にだけはこだわりを持っていて、自称”鬼才”映画監督(しかも若造)の称賛記事なんてお断り!と思っていたんだけれど、あることをきっかけにそのモットーを捨ててしまう。そのおかげでシドニーは出世を遂げるんだけれど、やっぱり彼の中には捨てきれないものがあった。それは女優だった亡き母への愛であり、アリスンへの想い。最初はメチャクチャで呆れるぐらいに見えたシドニーが「いい奴」に思えてくるんだから、映画って凄い(笑)。ちなみにシドニーから「トロン」のセリフが飛び出してくるのは、編集長役のジェフ・ブリッジスへのリスペクトかしら。
人気上昇中の高慢な女優ソフィーを演じたのはミーガン・フォックス。適材適所(笑)。そしてソフィーのマネージャー・エレノアを演じた女優さん、どこかで見たことが・・・と思ったら「X-ファイル」のスカリーじゃないの!痩せたからわからなかったわ。
ラストの「甘い生活」の屋外上映など、映画へのオマージュが詰め込まれた作品。結構面白かったです。
(DVD)
by mayumi-68
| 2011-01-08 14:30
| サ行